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ロリ巨乳美少女にTSしたら、Vtuberなお姉ちゃんにVtuber界に引きずり込まれました  作者: 九十九一
2023年 10月

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配信#19-6 出張みたま家事サービスだよっ!《御月美うさぎ編》:6

「か、肩が、羽のように軽いですぅ……!」

「それはよかったです!」


 マッサージを終えると、うさぎおねぇたまは肩をぐるぐると回しながら、感極まった様子を見せていました。


【ガチ目に嬉しそうな声】

【よっぽど肩凝りとか酷かったんだろうな~~w】

【狼神いくま:まー、うさぎっちのあの胸なら肩凝りが無い方がおかしいっしょ。にしても……みたまっち、マッサージメッチャ上手なんだ。ウチも早く受けてみたいし!】

【魔乃闇リリス:我は……そもそもそう言った疲れとは無縁じゃからのう。我的に、膝枕と耳掃除が気になるのじゃ!】

【雪ふゆり:私も肩凝りが酷いですしぃ~……早く受けてみたいですねぇ~】

【デレーナ・ツァンストラ:巨乳自慢ッ……! くっ、やはり巨乳は敵ッ……!】

【猫夜はつき:……胸が大きいのは羨ましいぞ……むむぅ】

【やっぱ羨ましいのかww】

【というか、胸の話題になる度に嫉妬する様はマジで草なんよなぁ】

【たしかにww】


「それじゃあ、そろそろ夜ご飯にしないとだね! うさぎおねぇたま、リビング行こっ!」

「あ、は、はいぃ!」


【お! 夜ご飯か!】

【お前ら、飯テロに気を付けろ! 絶対美味そうな飯が出て来るからな!】

【こちとら既に飯は準備済みだ!】

【草】


 というわけで、リビングに移動。


「それじゃあ、作っていきます!」

「た、楽しみに、し、してます、ねっ!」

「うん!」


 うさぎおねぇたまの期待に応えないと!

 早速調理開始。

 冷蔵庫の中に入れておいたものを取り出していきます。


【お、調理が始まった!】

【これは……ハム、だな。しかも、結構いい奴。厚みがあるし】

【うわー、スライスされてないハムだよ。ふっつうに高いんだよね、あれ……】

【美味いんだけどねぇ。けど、それでお金を使うくらいなら、安くてお腹いっぱい食べられる物の方がいい、ってなちゃうんだよなぁ……】

【ってか、みたまちゃんって、そう言うこと考えて買い物するの?】


「もちろん! なるべく安くて美味しい物! が一番いいからね! たしかに、高いものは美味しいのかもしれないけど、安い食材だって調理次第でいくらでも美味しくなります!」

「な、なる、ほど、ですぅ……! ち、ちなみに、み、みたまさん、的にどういうこと、を?」

「わたし? ん~……例えばなんだけど、薄切りのお肉とかじゃなくて、厚みがあったり、塊だったりするお肉とかに、蜂蜜を揉みこんだり、みじん切りかすりおろした玉ねぎに付け込んだりすると、お肉が柔らかくなるの。そう言うことを活用すると、安いお肉でも柔らかくて美味しくできるよ! っていうこととかかな?」


【あー、なんか聴いたことある】

【たしか、シャリアピンステーキとかあったよな。玉ねぎのみじん切りでステーキ肉を覆って、それを焼くって奴】

【あれ、マジで柔らかくなるからおすすめぞ】

【地味にそういう知識もあるのか】


「調べるとこういうのはいっぱい出て来るのからね。わたしも、もっといっぱいレパートリーを増やしたいし!」


 特に中華料理はあまり作ったことがないから、やりたいなぁ、なんて。


「なる、ほど、です……! ち、ちなみに、みたまさんが一番、得意なジャンル、ってなんです、か?」

「ジャンル? うーん……洋食とか? ハンバーグが一番得意だし……」


【あー、みたまちゃんの作るハンバーグ、メッチャ美味そうだったよなぁ……】

【わかるぅ……たつな様の時に出たあれだろ? すっごい美味そうだった】

【春風たつな:実際かなり美味しかったからね。そこらのお店で食べるよりも、遥かに美味しいよ】

【べた褒めで草】

【くぅぅ! 食べたい食べたいっ! っていうか、みたまちゃんこんなに料理できるんなら、その内料理系の案件とかきそうよね】

【狼神いくま:たしかに! みたまっち監修のハンバーグとか、超食べてみたいし!】

【料理案件かぁ。らいばーほーむじゃ一度も見かけたことがない案件だなぁww】

【まあ、料理系の配信とか……あー、あれか。去年の年末にやってた、闇鍋配信】

【↑あれか……あれは酷かったよなぁ……w】

【なんだっけか。地獄みたいな鍋になったんだっけ?】

【激辛系材料を投入しまくった人が続出したし……尚、陛下が一番の被害を被った模様】

【魔乃闇リリス:……あれは、嫌な事件、じゃったな……(遠い目)】

【デレーナ・ツァンストラ:地獄過ぎて、感触が辛かったわ、あれ。……今年もやるのかしら?】


「闇鍋配信……あっ! それってあれかな、お姉ちゃんが激辛唐辛子パウダーをこれでもかっ! ってくらいに練り込んだ肉団子を持って行った配信かな?」


【春風たつな:それだね】

【みたまちゃん、見てたの?】


「はいっ! というより、元々わたし、らいばーほーむは見てたんです。今でこそちょっとあれですけど、所謂推しがお姉ちゃんだったので!」


 お姉ちゃんの配信、面白かったからね。

 何事にも全力でやる姿が好きだったから。


【天空ひかり:ホアァァァァァ!? ホァアアァァァァァァア!? ホアッ! ホアアッァァァァアァァ!? ホアッホアッホアホアァァァァ!】

【あー! いけませんお客様! シスコンに推し発言はいけません! あー! お客様!】

【死んだはずのシスコンが蘇ったと思ったら、人語を失ってて恐怖なんですが……?】

【深海いるか:ん、大好きなみたまに推しって言われたら、誰だってこうなる】

【雪ふゆり:ぐぬぬぅ~~~~っ! やはりっ、ひかりさんは手ごわいですねぇ~~~~っ! ですがぁ~! 私もいつか、みたまちゃんに推しと言ってもらえるようになって見せますよぉ~~~~っ!】

【いやあんた同期やんけ!】

【同期というだけで勝ち組ポジなのに、推しになりたいと申すか……この欲張りさんめっ!】


「わたし、らいばーほーむに入ってからは、みなさんが推しですよっ! 元々好きでしたけど、よくしてくれてますし、みなさんすごく優しいので、大好きですからっ!」


 なんて、笑顔で本心を言いました。

 こういうことは、素直に言うのが一番いいのです。


「アッ――……」


 バターーンッ!

 って、うさぎおねぇたまが倒れた!?


「う、うさぎおねぇたま!? ど、どど、どうしたの!?」

「み、みたま、さんが、だ、だい、大好き、って……し、死寝ますぅぅ~~~~……」

「ふあぁ!? 起きてぇ!? まだ寝る時間じゃないよぉ~~~!? あ、あのっ、うさぎおねぇたまが!」


【魔乃闇リリス:( ˘ω˘)スヤァ】

【狼神いくま:( ˘ω˘)スヤァ】

【デレーナ・ツァンストラ:( ˘ω˘)スヤァ】

【猫夜はつき:( ˘ω˘)スヤァ】

【深海いるか:( ˘ω˘)スヤァ】

【雪ふゆり:( ˘ω˘)スヤァ( ˘ω˘)スヤァ( ˘ω˘)スヤァ……<ワガショウガイニイッペンノクイナシ】

【これは……うん、死寝る……ガクッ……】

【はにかみ顔差分+大好き発言は、殺しに、来てる、ぜ……】

【燃え尽きたぜ……真っ白にな……】

【春風たつな:……私も一瞬心臓が止まりかけたが……何とか踏みとどまった。しかし、他の者たちはダメだったらしい。みたまちゃん、私たちのことは気にせず、調理に戻ってくれていい】


「え、い、いいの? それ……? うさぎおねぇたま、すごくいい笑顔で倒れちゃったけど……」


【春風たつな:問題はないよ。そのうち起きる】


「それでいいのかなぁ……まあでも、うん。じゃあ、続き作っちゃうね!」


 心配ではあるものの、たつなおねぇたまが大丈夫って言うのなら大丈夫だよね!



 それから一時間もかからずに夜ご飯が完成しました。


「というわけで、今日の夜ご飯は、ハムカツと芝海老の唐揚げに、チョレギサラダ。あとは、お味噌汁とご飯です!」

「わ、わぁ~~~~っ! す、すごくっ、お、美味しそう、ですぅ~~~!」


【ぎゃぁぁぁ! 美味そう! 美味そう過ぎるぅぅぅぅぅ!】

【食べなくてもわかる! これ絶対美味しい奴!】

【あぁっ、お腹空くっ……仕事が終わらなくて、空腹中なのに、お腹空くぅ~~~~~っ!】

【飯テロはやっぱ反則だって!】


「じゃあ、食べよっか!」

「は、はいぃっ!」

「「いただきます!」」


 本日二度目のうさぎおねぇたまとのご飯。

 すると、早速と言わんばかりに、うさぎおねぇたまがハムカツに手を付けて、パクリ、と一口。


「~~~~~っ! お、おぉっ、美味しいですぅ~~~~~!」


 と、目を爛々と輝かせて、そう言いました。

 見てて美味しいと思ってくれていることがわかりやすくて、すごく気持ちがいいです。

 やっぱり、こうして反応をしてくれるのは、作り手として嬉しいね!


「それならよかったですっ! あ、サラダもちゃんと食べてくださいね?」

「はいぃ! ……あ、これも、美味しい、ですねっ……! お、お味噌汁も、ま、毎日飲みたい、くらい、ですぅっ……」


【なかなかに古いプロポーズセリフで草】

【懐かしいプロポーズのセリフだぁw】

【え? 味噌汁が飲みたいってプロポーズなの?】

【そんな時代があったのか……】

【待って? ジェネレーションギャップで死にそうなんだけど?】

【そうか……今は言わないのか……】

【春風たつな:まあ、実際問題、ギリ2000年代感はある】

【狼神いくま:そう言えば、2010年代辺りから見なくなった気はする? ちらほらはいたけど、最近はマージで見ない】


「えへへ、そう言われると作った甲斐があります!」

「はむっ、はむっ……ハムカツは、さ、最高、ですぅ~~~~……」

「美味しいよね。わたしも好きだよ~。普通のカツじゃ絶対に出せないよね」

「はぃ~~……あ、おかわりって、もらえ、ます、か……?」

「もちろん! ……はい、どうぞ!」


 うさぎおねぇたまから受け取ったお茶碗にご飯をよそって返却。


「ありがとう、ございますっ」

「うさぎおねぇたまっていっぱい食べる方?」

「ど、どう、でしょう……? で、でも、好きな物がある、と、いっぱい、食べちゃう、かも、です……!」

「そうなんだね! でも、いっぱい食べる人っていいと思います! 食べる量が少ないと、ちょっと心配になっちゃうもん」


【わかりみが深い】

【いっぱい食べる女の子は可愛い】

【少なくとも、食生活が細い人は見てて心配になる】


「お、美味しい、ので、い、いっぱい食べちゃいますぅ……!」

「そんなに気に入ってくれたの?」

「そ、それはもう……!」

「そっか。それなら、実はハムカツサンドを作ってあるので、明日の朝にでも食べてください!」

「はぇぇ!? そ、そそっ、そんなことまで、し、してくれた、んですかぁ!?」

「はい! うさぎおねぇたまの汚部屋を見て、その、まともな食生活をしてなさそう……って思っちゃったので」


【草】

【理由が草すぎる】

【狼神いくま:実際問題、うさぎっちの食生活って、わりと外食とか出前が多めじゃない?】

【デレーナ・ツァンストラ:そうね。少なくとも、まともな物を食べてたようには思えないわ】

【猫夜はつき:うさぎ先輩、ちゃんと食べた方がいいぞ】

【雪ふゆり:ですねぇ~。一人暮らしなら、自炊は基本ですよぉ~?】

【やっぱうさぎちゃんの食生活はアレなのか……】

【実際そこんとこどうなん? 正直に言ってみ?】


「ひぇっ!? あ、あぁっ、あのっ、あ、あれ、ですよっ!? ちゃ、ちゃんと、ば、バランスよく、で、出前をと、取ってる、のでぇ!?」

「そう言う問題じゃないと思うなぁ……」

「ひぅっ!」

「ともあれ、明日の朝ご飯用のハムカツサンドがあるので、それを食べること! あと、このサラダもある程度余分に作って冷蔵庫に入ってるので、そっちもね! それから、スープも別で作ってあるから!」

「そ、そん、なにっ!?」

「うん! だって、うさぎおねぇたま、色々心配だもん」


 主に食生活とか、ね……。


【めっちゃ甲斐甲斐しいwww】

【これもう通い妻では?】

【やってることが世話焼きな幼馴染とか、通い妻のそれ】

【何気に、うさぎちゃんが大勝ちしてて草なんですがwww】

【魔乃闇リリス:なるほど、朝食を作ってもらえる場合もあるのじゃなっ……! メモしておくのじゃ!】

【雪ふゆり:ですねぇ~~~~! これは是非とも! 食べなければぁ~~!】


「それは、その時になって見ないとわからないかなぁ」

「わたし、相当運がいい、んですねっ……一生分の運を、使い果たした気がしますぅ……」

「大袈裟だよ~」


 なんて、他愛のないことを話している内に、夜ご飯を食べ終えました。

 それと同時に、配信も終わりの時間に。


「さて! それじゃあ、この辺りで今回の出張みたま家事サービスはおしまいですっ! 長時間ご視聴いただき、ありがとうございましたっ! 次回はいるかおねぇたまのお家にお邪魔するので、お楽しみにっ!」


【長いけどあっという間だったなぁw】

【みたまちゃんが可愛すぎるから、見てるだけで時間が過ぎる】

【そこに存在するだけで、我々の時間を奪う、まさに時間泥棒……!】

【VTuberってある意味時間泥棒やろ】

【それはそう】

【見てて飽きないからね!】


「あ、うさぎおねぇたまは何か言いたいことはあるかな?」

「な、ない、ですっ! あ、えと、きょ、今日は、あ、ありがとうございましたっ! お、おかげで、すごく、綺麗になりました……!」

「いえいえ! でも、今度からは、ちゃんと定期的にお掃除すること! その時は呼んでくれればわたしもお手伝いするからね!」

「ありがとう、ございますぅ……!」

「うん! ……というわけで! これで配信はおしまいですっ! 次の配信は、雑談配信をします! 見に来てくれると嬉しいですっ! それじゃあ、おつたま~~~っ!」

「お、おつみみ~~~っ!」


【おつたま&おつみみ!】

【春風たつな:おつたま!】

【狼神いくま:おつたま!】

【デレーナ・ツァンストラ:おつたま! おつみみ!】

【猫夜はつき:おつたま、おつみみだぞ!】

【深海いるか:おつたま!】

【雪ふゆり:おつたま、おつみみですよぉ~~~!】

【おつおつ!】

【おっつぅ!】

【やー、今回も面白かったわ】

【マジでこの企画好きだわー】

【みたまちゃんの家事風景が見られると言う、最高の配信だからな……】

【さーて、残りの仕事も頑張りますかね! 活力も得たことだし!】

【仕事頑張れ!】

【みたまちゃんの可愛い姿を見れば活力しか漲ってこないぜぇ!】

【ってか、シスコンはどうしたんだろうな?】

【死んだんじゃないの~?】

【ってか、何気にわたもちママもいなかった気が……】

【シスコンはともかく、わたもちママは忙しいんやろ!】

 最後は割と薄目で終了!

 まあ、他に書くことがなかったからね! 仕方ないね!

 尚、らいばーほーむ、闇鍋配信については、まあ、どっかで余裕があったら書きます!

 ちなみに、激辛肉団子は椎菜作です。

 次回は、軽く家のことに触れた後、みまとお出かけの話になるかと。内容はまだ決めてない!

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― 新着の感想 ―
お姉さんが肉団子作れるわけがないと思ったらやっぱり椎菜ちゃん作だったwww
今年も闇鍋配信をする場合椎菜ちゃんも加わるわけで・・・・バグ食材かクッソヤバイ辛さの食材か・・・らいばーほーむの明日はどっちだ!?wwww
もしかするとみたまちゃんモードで何回か施術してれば身体が刺激されてバストアップも出来そうだけど、その代わりに産んで無いのに乳が出る体質になったりして? とりあえず筋肉も背骨も関節もお肌も良くなってる…
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