91.美少女対決!武道家VS聖女
第6章完結まで連続投稿します!
追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!
「まずは俺からだ!」
拳闘士ユルゲンが闘技場に足を踏み入れる。
「うぉぉぉぉおおおおお!!!!!」
観客席からの轟音と共に、両者が睨み合う。太陽に照らされた砂埃が舞い、光と影が二人の体を交錯させる。
「さぁ!お待たせしました!次の試合はブルガンリルム王国最大規模のギルド【ブレイブハート】と、去年よりさらに強くなった【ルミネスゲート】!!一体どんな戦いになるのか!?」
「悪いけどアタシが勝つ!」
「女だからって手加減しないぜ!」
【ブレイブハート】の先鋒、女性武道家テリーサ・ワイラーが凛と構える。
対する【ルミネスゲート】の先鋒、ユルゲンも拳を握り締めた。
「始め!!!」
ユルゲンとビリーは以前より格段に成長していた。かつての二人では到底太刀打ちできなかった相手に、今は挑む資格がある。
しかし、試合一方的だった。
「勝者!!テリーサ!!!」
「やったーー!!!」
ユルゲンとビリーは、呆気なくテリーサに敗北。
「く、くそ!」
ビリーが悔しそうに拳を握りしめる。
「実はテリーサは近々昇格するんだ。同じA級冒険者と思っては困る」
S級冒険者・氷剣の貴公子レオン・スティーブの言葉に、会場の空気が引き締まる。
テリーサはA級だが、その実力はA+1の冒険者に匹敵する。A冒険者なりたてのユルゲンやビリーではまだ敵わないのだ。
「先輩方の仇は、わたくしが取って参りますわ」
先鋒ユルゲン、次鋒ビリーが倒れ、次に登場するのは中堅、元公爵家令嬢の聖女・リーズ・アクィルスだ。
リーズは静かに、しかし優雅に闘技場に足を踏み入れる。
「うぉぉぉぉおおおおお!!!」
観客席から歓声が巻き起こった。
「さぁ、ずっと気になっている方は多いでしょう!! 去年は大将ビリー、副将ユルゲンであったが、大きく変化!! あの美少女は去年の大将より強いのか!? 中堅、リーズ・アクィルス!!!」
両者が睨み合い、試合が始まる。
「いくよー!!アニキ直伝【マシンガンボンバーーーー!!!】」
「その技は見飽きましたわ!召喚!【ディルガラ】!!」
テリーサの猪突猛進の速攻に、リーズは素早く防御精霊を呼び出す。
ディルガラは宙に浮かび、大きな盾を構えた光の精霊だ。
テリーサの拳が精霊に当たるたび、爆発音が響き渡る。
特殊な魔法陣を描いた手袋により、衝撃は爆発に変換されるのだ。
「出たーーー!!!テリーサのマシンガンボンバー!!!殴る度に爆発する強力な手袋を装着している!!高速の乱打!乱打!!乱打!!!とにかく攻めまくる!!!」
武術として洗練されてはいないが、手を休めることなく連打することで爆撃の雨を降らせる技だ。
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!!!」
しかし、爆煙が晴れると、ディルガラは無傷でリーズを守り続けていた。
「もう終わりですの?」
リーズも精霊も微動だにせず。
「うそおおおおおお!?!?!?!?」
驚愕のテリーサ。
「なんと!!!無傷!!!あの攻撃を全てあの精霊が受けたのか!?」
「【ディルガラ】は防御に特化した精霊ですわ!このくらいではビクともしませんことよ?」
足のない機兵のような姿で、あらゆる攻撃を跳ね返す。
「う〜〜くそーーー!!!」
テリーサが悔しがる。マシンガンボンバー以外の技がないため、攻めあぐねていた。
「召喚!【セルシウス】!!」
次にリーズは、氷の鎧を纏った女性型防御精霊セルシウスを呼び出す。
「それでもアタシは負けないから!!!マシンガンボンバーーーー!!!」
テリーサは再び乱打を仕掛ける。
「バカ!突っ込むな!!」
二刀流魔法剣士キーファが静止の声をあげるがもう遅い。テリーサはセルシウスに、マシンガンボンバーを仕掛ける。
ドガガガガガガガガガーーン!!!!
ピキピキ
セルシウスに触れた拳が瞬間的に凍る。
「うわわわ!!!手が凍った!?」
「続けますの?」
「う……ま…まいった…」
テリーサが降参し、観客席からは大歓声が巻き起こった。
「うぉぉぉぉおおおおお!!!」
精霊を駆使する聖女の力に、誰もが目を見張る。
「ほぅ、やるではないか」
ギルドマスター控室から観戦していたエリスお嬢様も、リーズの実力に感心する。
「リーズ強いアルな!!」
テンちゃんもリーズの強さを目の当たりにする。
続いては【ブレイブハート】の次鋒、アニー・キャリックの登場だ。
次の戦いは、
【ブレイブハート】次鋒アニー・キャリック
VS
【ルミネスゲート】中堅リーズ・アクィルス
勝利を手にするのはどちらか──。
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