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647.サタン VS 闇のウェル(3)

追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!

 ゴゴゴゴゴゴ……!!!


 空間そのものが悲鳴を上げる。

 深淵の闇魔法と、神級魔法がぶつかり合い、次元の継ぎ目がひび割れ始めようとしていた。


 黒白の瘴気が渦を巻き、天地の境界が曖昧になる。

 光が歪み、音が遅れ、重力が狂う。


「やめろ二人とも! このままじゃ空の島そのものが消し飛ぶぞ!!」


 ルシファーの瞳が鋭く光り、叫ぶ。


 しかしサタンは笑いながら、闇の中を突き進んだ。


「ははっ、いいじゃねぇか……!! 世界が壊れるくらいの方が、燃えるってモンだろォォ!!!」


 サタンの黒炎の腕が、空を裂く。

 その一撃は、質量を持った暴風そのもの。


「《天獄の黒腕》ッ!!」


 四本の腕が同時に振り下ろされる。

 圧縮された炎が闇に叩きつけられ、空間が一瞬、白く焼き尽くされた。


 ズドォォォォォォンッ!!!


 そして、その腕から巨大な黒白の魔法陣が上空にいくつも浮かび上がった。


「ぬぉおおおおおっっっ!!」


 サタンは、強烈な痛みに耐えながら、黒煙を上げ、血を吐き、それでも笑っていた。


「……やるじゃねぇか……!!!」


 闇のウェルは、わずかに眉を動かした。


「……呪術で無理やり引き上げた神力…受けてたとう!!」


「上等だァ!! この一発でぶっ殺してやるぜぇ!!」


 再び、瘴気が膨れ上がる。


神級魔法ネグラ・テオファゴス!!!」


 ゴゴゴゴゴゴゴ!!!


 天を滅ぼす神の光と、悪魔の炎が融合する。

 光と闇の融合体が、まるで星を焼き切るような輝きを放った。


 ルシファーが息を呑む。


「まさか……神級魔法と呪術を混ぜた……!?」


 闇のウェルは、静かに目を閉じた。


「深淵奥義」


 その瞬間、彼の背中から無数の闇が展開した。

 その闇が重なり合い、空間を支配していく。


 まるで、世界そのものが《ウェル》という存在に書き換えられていくかのようだった。


「《淵獄の滅刃(えんごくのめつじん)》」


 ――空が、落ちた。


 天地が逆転し、すべての音が止まり、全てが漆黒に染まる。


 ズバーーン!!!


 次の瞬間、闇の空が割れた。


 それと同時に、サタンの巨大な黒い光と魔法陣が真っ二つとなり、力の奔流がゼロに還元されていく。


 ドゴォォォォォォンッ!!!


 さらにその知覚できない刃がサタンを直撃。

 黒白の肉体が削れ、翼が粉砕され、身体が崩壊していく。


「……チクショウがァ……まだ……終わっちゃ……ねぇ……!!」


 サタンの瞳が赤黒く光り、最後の抵抗を見せようとした瞬間――


 ウェルの声が、静かに響く。


「終わりだ。お前の狂気すら、俺の闇で眠らせる」


 その言葉と同時に、サタンは身体を維持できず、粉々になっていく。


「く…そ…呪術が…使え…ねぇ…」


 ――そして、闇が終わった。


 神級魔法と天界の扉は破壊され、何事もなかったかのような空の島で、ただウェルだけが立っていた。


 そして、静かに呟く。


「……お前はまだ、闇の意味を知らない」


 ウェルの瞳には、わずかな悲しみが浮かんでいた。

「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


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