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645.サタン VS 闇のウェル(1)

追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!

 天使族の粉塵だけが空へ舞い上がる。


 絶望の光景を背に、闇のウェルはゆっくりと手を下ろした。


「と、とんでもない力アル!!」


 テンテンが震え声で叫ぶ。


「天使族が…こうも簡単に…」


 サヤは力の差を感じていた。


 そんな中、ルシファーが前へ出た。

 その顔には怒りも、恐怖もない。ただ静かな決意だけ。


「……ウェル。いや――おまえは深淵の闇魔法によって現れたウェルか…」


「ルシファー…お前の試練とやらのおかげで、俺は完全に表に出ることができた。感謝する」


 闇のウェルが口角を上げる。


「弱すぎるあいつの代わりに。まずはお前を始末してやろう」


 闇のウェルは、薄く笑いながらサタンの方へ視線を向けた。


「おーん? オレちゃんとやり合う気かーい?」


 サタンは肩をすくめ、口元を釣り上げる。


「そりゃあなァ? 天使どものヒヨッ子じゃストレス解消にもならねぇよな!?」


 その声音は狂気に濁っているのに、妙に澄んでいた。


「オレちゃんを楽しませてくれんだろ?      《闇のウェルちゃん》よォ?」


 言葉が終わるのと同時に、サタンの背中で黒い魔力が爆ぜた。


 ゴゴゴゴゴゴ……ッ!!!


 世界が唸る。空の色がさらに濁る。

 闇のウェルも静かに一歩、前へ。


「……肩慣らしにはなるか」


 二人の重圧がぶつかった瞬間、空気が弾けた。


 バチィィィィン!!!


「…なんという…重圧…」


 ココが反射的に顔を伏せる。

 サヤとエリスは近づくことすらできない。


 ルシファーだけが静かに見つめていた。


(……この二人。次元が違う…だが…)


 闇のウェルは、サタンへ冷たい視線を向けた。


 サタンの叫びと共に黒い魔力が膨れ上がる――。


「《魔壊神掌》ッ!!」


 サタンから出た白と黒の瘴気は巨大な腕となり、空気を破壊するほどの黒い掌撃を生む。神力の呪力が混ざった一撃だ。


 闇のウェルは――微動だにしない。


「ぬるい」


 低く呟き、手を軽く振る。


「《闇夜の滅断》」


 刹那。


 空間が黒い線で裂けた。


 ゴッ!!!


 サタンの身体が斜めに吹き飛ぶ。

 黒い翼の先端が、切り落とされて落下した。


「……ッははぁ……! やりやがるなァ!!」


 サタンは空中で転がりながらも笑った。

 落ちた翼の切り口は黒く焦げ、消滅の魔力が残っている。


「次はオレちゃんの番だ! やっぱ小手調べじゃなく、最初から神級魔法で仕留めないとなぁ!!」


 ――白い雷が走る。

 

 空の島全体が揺れる。

 光も色も、音ですら飲み込まれていく。

「面白かった!」


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