625.天使狩りの始まりだ
追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!
「……なら、なおさらだ」
ルシファーは静かに、しかし嘲笑すら含んだ声で告げる。
「神の狗どもが手を出そうとするなら……」
黒翼が大きく広がり、天使たちの光とぶつかるように揺らめく。
「——俺が叩き落とすまでだ」
その瞬間、空が震えた。
そして——イェグディエルがわずかに翼を広げた。
「くっくっく。そうこなくてはな。私が貴様を裁いてやろう!!」
光と闇が、互いを押し返すようにぶつかり合う。
天使たちの輪が揺れ、イェグディエルのヘイローがわずかに軋む。
「まさか……ルシファーが本気を……!」
「は、始まるでござるか……!」
「うわ……空気が痛いくらい……!」
テンテン、サヤ、レナ、ココ、リーズがそれぞれ身構える。
ゴガーン!!
空が裂けるような轟音が走った。
イェグディエルがゆっくりと手を掲げた瞬間、彼の背後にいた多くの天使たちが一斉に翼を広げ、陣形を組む。
「堕天使以外はお前たちが始末しろ」
その声は淡々としているのに、世界が命令に従うかのような絶対性があった。
「…あいつらは…アタシたちを狙っているアル!!」
テンテンが汗を浮かべ、両拳に気をまとう。
「拙者たちには自ら手を下すまでもない…ということでござるか……!」
サヤは刀を握り直しながら、冷や汗を伝わせる。
「臆するな。神力も《気》と《魔力》と同じ。流れを掴め。今のお前たちならできるはずだ」
ルシファーは低く呟いた。
その視線はイェグディエルを見たまま、微動だにしない。
「愚かだなルシファー。神力があれば私に勝てたものを」
「舐められたものだな。貴様など《呪術》で十分だ」
刹那。
ゴウウウウウウッ!!
太陽の光のような白いオーラが吹き荒れ、空の光を飲み込んだ。
「この私が堕天使ごときに負けるというのか?……落ちぶれた天使が!! 私を愚弄したことを後悔するがいい!!」
初めてイェグディエルの瞳が怒りに染まった。
「ふ…相変わらず感情のコントロールが下手だな。冷静さのない神の使い…笑わせる」
ルシファーは一歩踏み出した。
「天使狩りの始まりだ」
黒と光が激突し、世界が震えようとしていた。
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