表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
624/660

624.神通力ではなく《神力》

追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!

「な、なんなのじゃ……あの圧力……! ルシファーの時とは違う……もっと冷たい……!」


 エリスは、イェグディエルを見た瞬間、凍えるような「正義」の圧。絶対的な《光》による支配力を感じた。


「もしかして…リュシエルさんの仰っていた《神通力》なのでは…!?」


 リーズが小さく息を呑む。


「い、いえ、私たち《空の民》とはまた違う力を感じます!」


 神通力は天使族と人族のハーフである《空の民》が使える力。しかし、リュシエルは否定した。


「あれは神通力ではなく《神力》。空の民のような人間との間で生まれた紛い物とは違う。本物の天使の力だ!」


 ルシファーが天使族の力を語る。

どうやら、天使族と空の民では、力の質が圧倒的に違うようだ。


 さらに、イェグディエルの力は、全くの別次元。

 神の法に基づいて存在しているだけで圧倒する──それが七大天使。


 空間そのものが彼の存在を中心にねじれ、光が収束するように見えるかのようだ。


 イェグディエルは天より降り立ったまま、静かに宣告する。


「ルシファー。命が下った。《堕天使》を処断せよと。これは、天の意志である」


 その視線が、ゆっくりと——

 島の中心にある神殿、黒い闇の中で己の影と戦うウェルへと向けられる。


「ついでにあの人間もな」


 エリスの心臓が大きく跳ねた。


「……ウェル、じゃと……!?」


 イェグディエルは迷いなく、無機質に言い放つ。


「冥界の異物…ならば天界にもいずれ影響が出るかもしれん。今のうちに消しておこうということだ」


「そんな勝手な理由で、ウェルを……!」


 エリスは一歩踏み出し、怒りに震える瞳で空を睨んだ。声は震え、胸の奥で何かが切れた。


「妾の…仲間じゃ! 手を出したら許さないのじゃ!!」


 天使たちの視線が一斉にエリスへ向く。


 ザッ。


 だが——その前に、漆黒の影が彼女の前へと出た。


 ルシファーだった。


 彼の黒翼が広がり、エリスたちを包むように守る。


「……勝手に話を進めるなイェグディエル。あれは《試練》の最中だ」


 イェグディエルの瞳がわずかに揺れた。


「堕天した貴様に、選択の資格は無い。我々の決定は、覆らぬ」


 七大天使と堕天使の睨み合いは空を揺るがす威圧感を与えた。

「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


と思ったら


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。


面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


ブックマークもいただけると本当にうれしいです。


何卒よろしくお願いいたします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ