186.新開発されたアイテム
追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!
「さっすが隊長!!」
下級魔族とはいえ、たった一撃で仕留めるアーサー。
遠距離であっても、剣の切れ味と【エンチャント】の威力で造作もない。
「全員無事か!?」
部下たちの安否を確認するアーサー。
負傷者はいたものの、幸いにも誰一人欠けてはいなかった。
「ところでその子どもはどうしたんですか?」
1人の魔導士が声をかける。
ユガレイの存在に全員の目が釘付けだ。
何しろ、たった一撃で魔族を仕留めたのだから、誰もが驚嘆している。
「…端的に言うと…拾った!」
アーサー自身も理解していない。
なぜ荒れた戦場にこの子がいたのか。
なぜ、こんな小さな身体で並の魔族を圧倒できるのか。
さらに、言葉を発さず、種族すらわからないという謎まである。
「なんか知らんが俺に懐いてしまってな! 戦力にもなるし、親が見つかるまで俺が面倒を見ようと思う!」
こうして、アーサーはユガレイのお世話をすることになった。
_______________________
そして現在。
「ということだ!」
アーサーの説明が終わる。
結局、ユガレイの正体は誰にもわからなかった。
だが戦闘力は明白だった。
下級魔族を一撃で倒すのだから、恐るべき存在だ。
【アイテムボックス】【エンチャント】――
アーサーの技術を目の当たりにし、知識欲が刺激される。
こんな使い方があるとは、2000年前の世界も奥が深い。
そして、【エンチャント】。
エリスお嬢様によれば新しいスキルとされていたが、2000年前にも存在していたのだろうか。
なぜ現代に伝わらなかったのか、謎は深まるばかりだ。
「それじゃあ俺はユガレイをベッドに連れてってやる。【新開発されたアイテム】の話もあるから先に行くぞ!」
アーサーはユガレイを抱えて、廊下の奥へ歩き去った。
新開発されたアイテムの詳細が気になりつつも、今は後を追うわけにもいかない。
「さて、俺はどうしようか…」
起きたばかりで、女性陣の姿はどこにもない。
寝ている間に何か進展があったのかもしれない。
朝食を済ませるため、訓練場を抜けて歩き始めると。
「ウェル! 起きたアルか!?」
「もう大丈夫でござるか?」
テンちゃんとサヤに出会う。
「おはよう! もう大丈夫だよ!」
ユガレイとの遊びで、魔導気を少し使ったため体は疲れていたが、元気に返事をする。
「お腹ぺこぺこだ…とりあえず朝食食べよう!」
城の食堂で用意された朝食を平らげ、部屋に戻るとエリスお嬢様たちが待っていた。
情報収集の結果、【魔人戦争】は単なる魔族との戦争ではないことが明らかになった。
「面白かった!」
「続きが気になる、読みたい!」
と思ったら
下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。
面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!
ブックマークもいただけると本当にうれしいです。
何卒よろしくお願いいたします。




