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158.動き出した魔族

第10章完結まで連続投稿します!

追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!

「実はある領主の情報でな。魔族が関わっている村があるそうだ」


 ヴィヴィアン王の声が、静まり返った謁見の間に響いた。

 俺たちは思わず息を呑んだ。


 魔族と関わる村――ただの噂では済まない。

 何か深い事情が隠されている気がした。


「魔族が関わっておるからクエストの危険度はSランク以上じゃ。引き受けてくれるかのう?」


 王の声音はいつになく重い。

 Sランク以上。ナハトの調査よりも危険ということだ。

 あのときだって命がけだったのに――。


 というか。


「ヴィヴィアンよ。妾たちは闇ギルド【ナハト】を討伐したのじゃ。あれ自体が既にSランク以上じゃろう?」


 エリスお嬢様が優雅に笑みを浮かべながらも、王をじっと見据える。

 その瞳には自信と誇りがあった。


 Sランクどころじゃない。あれは確実に【SSランク】級だった。

 それを乗り越えた俺たちが、次に挑むのが魔族関連の村だというのか。


「そのクエスト、受けさせていただきます!」


 自然と声が出た。

 俺たちウェルパーティーの新たな冒険が、ここから始まる。


 今回の任務は、ある領主の依頼で“魔族が関わっているかもしれない村”を調査すること。


「3ヶ月ぶりの高ランククエストアルか! 燃えてきたアル!!」


 テンちゃんが拳を突き上げ、目を輝かせる。

 小柄な身体からあふれる闘志が、場の空気を明るくした。


「拙者のさらに磨き上げた剣術を、試す良い機会でござるな!」


 サヤの声は凛としていて、炎のような意志を感じさせる。


「わたくしも強くなっていますことよ?」


 リーズが微笑みながら髪をかき上げる。



 こうして、俺たちは新たなクエストの準備を整えるために屋敷へ戻った――が。


「私もお供させて下さい。必ず役に立ってみせます!」


 小柄な少女――竜族のブランが立っていた。

 彼女は元ナハトのメンバー。だが、今は俺たちの仲間になっている。


「忍びであるなら偵察を任せたいでござるな! 頼むでござる!」


 サヤ曰く、竜族の忍びであるブランは偵察において無類の強さを誇るらしい。


「では私も同行しましょう。私の【法術】も偵察には便利ですので」


 静かに手を上げたのはココさん。

 落ち着いた声が屋敷に響いた。


 こうして、俺、エリスお嬢様、テンちゃん、リーズ、サヤの5人が先発。

 ココさんとブランは偵察班として別行動をとることになった。


_______________________


 王都を離れて数日後。

 俺たちは国外の山間にある領地へとたどり着いた。


 空気は澄んでいるが、どこか重苦しい。

 木々のざわめきが、まるで誰かがこちらを見ているように感じられた。


 領主の屋敷は灰色の石造りで、壁には蔦が絡まり、門の錆びた鉄が風にきしむ。


 コンコン。


「すみませーん! ルミネスゲートから来た冒険者です! クエストを受けに来ました!」


 扉の前で声を張ると、静寂を切り裂くように錠の音が響いた。


 ギィィッ…。


 重たい扉がゆっくりと開く。

 その向こうから――


「へーーーーい!!!!!! 呼んだかーーーい!?!?!?!?」


 突如、アロハシャツにサングラスという場違いすぎる格好の少女が飛び出してきた。

 元気すぎるテンション、そして意味不明な南国ノリ。


 ……誰!?!?!?!?!?!?

「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


と思ったら


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面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


ブックマークもいただけると本当にうれしいです。


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