147.ウェル VS シュラム
第9章完結まで連続投稿します!
追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!
テンテンはNo.4 ブランに勝利した。
レオンはNo.3 ウイキスに勝利した。
サヤはNo.2 ウォーカーに勝利した。
ナンバーズと呼ばれる幹部は全滅した。
そして、ココとリーズの快進撃が雑兵であるノーナンバーズを食い止めている。
残すはギルドマスター【シュラム】だけだ。
無限に広がるかのような巨大な空間。天井も壁もなく、宙に浮かぶかのように誘い込まれた俺とエリスお嬢様は、シュラムと対峙していた。
「ガキが…この俺に敵うと思っているのか?」
アリストクラキーを狙い、令嬢たちを次々と暗殺してきた闇ギルドのマスター。
伝承によれば、7人の令嬢が持つカギ【アリストクラキー】を用い、願いを叶えるときには神が現れ、世界を平和に導く。逆に7人が死ぬときには悪魔が現れ、世界を終末へと導くという。ナハトの目的は、この力を悪用し、世界を終末に導くことらしい。
実際、レナは暗殺され、リーズとエリスお嬢様も命を狙われた。
その親玉が、今、目の前に立っている。
「倒してやる…絶対に!!!」
俺は力み過ぎて拳に力が入る。
バチーーン!!
「ぷぎゃ!?」
肩に乗っているエリスお嬢様がビンタした。
「馬鹿者! 肩の力を抜くのじゃ!!」
力み過ぎて冷静さを欠いた俺に喝を入れる。
そうだ。相手は闇ギルドのマスター。冷静でなければ勝てない。
「ありがとうございますエリスお嬢様。戦いが激しくなりますので離れていてください。空間魔法【テレポート】」
俺は瞬間移動でエリスお嬢様を下ろす。
「必ず勝つのじゃぞ!」
「もちろんです!」
これまでシュラムは何もしなかった。
「隙を見て殺そうとしないのか?」
俺は問う。
「は! 貴様のようなガキに卑怯な手は無用だ。それに俺は貴様と戦うのを楽しみにしていたのだ」
「!? どういうことだ!?」
「ギルドバトルでの報告はウォーカーから聞いている。あのルビーが手も足も出なかったようだったからな。ウォーカーより上なら戦いが楽しめそうだ!」
【深淵の闇魔法】は筒抜けのようだ。それを知った上での自信か。確かに手加減して勝てる相手ではない。
「行くぞ!!」
シュラムとウェルの戦いが始まった。
「ラーニング4つ同時発動!! 炎魔法『フレイムバースト』 光魔法『フォトンショット』 雷魔法『サンダーボルト』 風魔法『ウィンドウジャベリン』 合成!! 【光のフォースエレメンタル】!!」
俺は4つの属性を合成、圧縮し、シュラムに放つ。
ズドーーーン!!!!!!!!
「まだまだ!! ラーニング4つ同時発動!! 水魔法『ウォーターショット』 毒魔法『ヴェノム』 氷魔法『コールドランス』 闇魔法『ダークショット』 合成!! 【闇のフォースエレメンタル】!!」
さらに別の4属性を合成、圧縮して放つ。
ズドーーーン!!!!!!!!
「どうだ!?」
土煙が晴れ、シュラムの姿が見える。
「……ふん…何かしたか?」
無傷だ。やはり一筋縄ではいかないか。
「【魔導気】!!」
魔力と気を合成する。
シュバ!!
高速でシュラムに突撃する俺。
「ほぅ、速いな」
余裕の表情。いくらノーマルで魔法を放ったとはいえ、4つの複合属性魔法を食らって平然としているはずがない。何か仕掛けがあるはずだ。
「【魔導獣気斬】!!」
ズガーーーーン!!!!
俺はシュラムの首を狙い渾身の一撃を与える。
「!? うわ!? なんだ!?」
剣が腐食して溶けた。身体はどうなっているんだ!?
「驚いたか? これは俺の固有魔法…いや、呪術【ディアブロシー】だ」
呪術!?ピエールも言っていたような…。
「魔法じゃないのか!?」
「固有魔法ともいうが呪術ともいうな! そんなことより俺に近づいていいのかな?」
シュラムは俺を掴もうとする。
「うわ!?」
掴まれれば腐食して大ダメージ。
「そうそう! そういうことだ! 俺に近づくことはリスクだ。ディアブロシーは身体に魔力を流すことで腐食させ溶かす。ちなみにこの服は特注で腐らない!」
接近戦は避けるしかない。
「【ファイアブレス】!!」
ゴオオオオオオオ!!!!
グリーンドラゴンから習得した口から炎を吐く技。魔導気状態で威力がさらに増す。
「どうだ!?」
炎の渦の中、シュラムの姿が少しずつ見えてくる。
「貴様にはこの炎がどうなっているか見えるか? 腐食して溶けているんだ。わかりづらいだろ? 俺の呪術は【魔法も腐らせる】!!」
剣も魔法も効かず、捕まれば重症。能力が万能すぎる。
さすが闇ギルドのマスターだ。
どうすればいい!?
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