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142.S級冒険者VS空間転移

第9章完結まで連続投稿します!

追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!

「ルビーにボコボコにされたんだってな! そんなやつが俺に勝てるとでも!?」


 ブレイブハートのS級冒険者であるレオンの目の前に立つのは、ナハトのNo.3 ウイキス。


 両手を後ろで組み、顔には余裕の笑みを浮かべている。


「万全な状態ではなかった…というのは言い訳だな。あれから私も強くなった…。今回は勝たせてもらうよ」


 レオンが構えようとした瞬間。


ドキューン!!!!!!!!


「!?」


 突然、足を撃たれた。


「まずは左足〜!」


 ウイキスは後ろに組んでいた両手を前に出し、拳に握られた銃を見せる。


「見たことねぇだろ? 超科学都市【ラディソス】が新しく開発した【マジックガン】って武器だ!」


 この世界で銃と呼べるものは珍しい。大型の大砲なら存在するが、このように小型で魔力を弾にして撃つハンドガンはまだ広まっていない。


「とはいえ銃が世界に広まるのは1年から2年後ってところみたいだがな! 革新的な魔導兵器はどんどん生産されていくだろう」


「超科学都市【ラディソス】…。本当に驚くものばかり開発するね」


ピキーン。


 レオンは撃たれた左足を凍らせて止血した。氷の結晶が小さく輝く。


「実際厄介なのはそのマジックガンではないだろう。恐らく空間転移の類かな?」


 レオンは視線をウイキスに固定する。しかし、ウイキスの銃口はレオンに向いていない。マジックガンを向けることなく、足を撃ったのだ。


 レオンは推測する。マジックガンを部分的に空間転移し、自分の後ろから撃ったのだと。


「ケケケケケケ!!! いい分析だな。俺の固有魔法【メタステイサス】色んなものを転移させる魔法だ。こんなふうにな!!!!!!!!」


 ウイキスの左右に小さな空間が開き、それぞれの手が突っ込まれ、引き金が引かれる。


ドキューン!!!!!!!!

ドキューン!!!!!!!!


 レオンの頭上、左に開いた空間から弾丸が飛ぶが、間一髪で避けた。弾丸の通過音が耳を打つ。


「今のはタイミングがわかりやすかったよ。どこから飛んでくるかわからなくても、動かなかったら撃たれるのはわかるからね」


 レオンは突進する。


「武器が飛び道具なら接近戦に持ち込むのみ!」


「ヒィ!」


ドキューン!!!!!!!!

ドキューン!!!!!!!!


 ウイキスは怯えた表情でレオンに向かって連射する。


「く、来るなーー!!!」


「氷剣【アイススティンガー】!」


 レオンは氷の剣を生み出し、突きを放つ。冷気が周囲の空気を凍らせ、砂と岩が薄く氷に覆われた。


ギュン!!!

ズガーン!!!


 ウイキスの腹を貫き、背後の景色が一瞬、氷漬けに…。


 しかし。


「なーーんちゃってーーーー!!」


「!?」


 手応えはない。レオンの攻撃が当たる部分だけ、【メタステイサス】で空間転移して受け流していたのだ。ウイキスは触れられていない。


「…なら全て凍らせるまで…」


 周囲の景色が凍結し始める。氷の結晶に閉ざされる。


「氷剣【コールドゼロ】!!!」


ピキーン!!


 巨大な氷の柱が生まれ、ウイキスを包む…かに見えたが。


ドキューン!!!!!!!!


「が!?」


 左肩を撃たれ、レオンはバランスを崩す。


「大技を出すと隙ができるから抑えていたのになんで、今使っちゃったのかなぁ~?」


 ウイキスは無傷で後ろに立っていた。荒れた砂地に彼の影が長く伸びる。


「俺の空間転移速度は0.2秒だ。どんな攻撃をしても全身を転移して避けることができるんだよ」


ピキーン!


 レオンは撃たれた肩を凍らせて止血する。


「ケケケケケケケ、まだやる気かよ? これだけ実力差を見せつけてやったのによ?

 ハッキリ言って俺は手加減しているぜ? 俺の魔法を効率よく使えば瞬殺なんだからな?

 例えば初見でお前の急所を撃てば、はいおしまいって感じだ」


 初見では避けられなかった攻撃をあえて外しているのだ。


「なぜだ? って顔してるな? そんなの決まってんだろ? 楽しみたいからだよ!

 ジワジワ弱らせて最後の最後まで苦しませないと面白くないからな!!!」


 狂気的な笑みでウイキスは言い放つ。


「そろそろ終わらせようか」


 後ろから無数の空間が開き、銃や大砲など様々な武器が姿を現す。


「な!?」


 驚くレオン。


「吹っ飛べ!【アトミックパーティー】!!!」


 無数の攻撃が襲いかかる。


ズドーン!!!

ズドーン!!!


「くっ!」


「さぁ、大技の1つや2つ出せよ! その隙が命取りになるけどな!!」


 再び、レオンは大技を狙うが、死角からの攻撃は避けられない。


ズドーン!!!

ズドーン!!!


「粘るねぇ…。魔導兵器【オートマーシナリー】もそろそろ設定時間を超えそうだ。なら!!!!!!!!」


 魔導兵器【オートマーシナリー】は設定時間内で無人でも攻撃を続けられる。稼働時間が迫っている。


 ウイキスはレオンの頭上に巨大な空間を開き、


「【ザイレ】!!!!!!!!」


 一本の柱を落とす。城に直撃すれば壊滅級の威力だ。


「転移する質量に制限がないのかな…。仕方ない」


 レオンは魔導兵器の猛攻を避けながら柱へ突進。柱ごとウイキスを凍らせる算段だ。


「氷剣奥義【アブソリュート…」


ドキューン!!!!


 右腕を空間転移したマジックガンで撃たれ、技は不発。


「ケケケケケケ!!! マジックガンから少しでも意識が外れればもうチェックメイトだ」


ズドーン!!!!!!!!


 巨大な柱に潰され、魔導兵器【オートマーシナリー】の猛攻は静まり返った。戦場は一瞬の静寂に包まれる。

「面白かった!」


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