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100.闇ギルドVS冒険者ギルド

第6章完結まで連続投稿します!

追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!


「うおおおおぉ!!!」

「一流冒険者の意地を見せてやる!!」


 【ギムレット】に挑むのは拳闘士【ユルゲン】と剣士【ビリー】。


「ほひ~!」


 軽快な掛け声とは裏腹に、大男が大剣をビリーに向かって振り下ろす。


 ズガーン!!!


 地面に響く衝撃と共に、ビリーはなんとか剣を受け止めた。


「ぐぉ!? なんてバカ力だ!?」

「ほひ~! 潰れる? 潰れる?」


 子供のような無邪気さを残す大男。しかし振るう力は圧倒的で、周囲の空気まで震える。


 その隙をついてユルゲンが攻撃を仕掛けようとした瞬間――


 げし!


「ぐお!?」


 【ギムレット】の蹴りがユルゲンを弾き飛ばす。ビリーを相手にしながらも余裕の表情だ。


「このまま剣と一緒にぶった斬ってやる~」


 力を込め、ビリーもろとも地面に押し潰そうとする。足元の石畳に亀裂が走り、衝撃波が観客席まで届く。


「ぐぉ!?」


 ビリーはもう耐えられそうになかった。


「マシンガンボンバーーーーーー!!!!」


 ズガガガガガガガガガ!!!!!!!!


 ブレイブハートの女性武道家【テリーサ】が、殴る度に爆発する特殊な手袋で【ギムレット】を乱打する。


「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!!!」


 ドガガガガガガガガガーーン!!!!


 爆撃を受けた【ギムレット】は吹っ飛んだ。


「ほひ~!?!?」


「あ、あぁ…た…助かったぜ!」


 試合では敗北したものの、助けられたことに感謝の言葉を忘れないビリー。ウェル・ベルクを追放した頃とは比べ物にならないほど、精神的にも成長している。


「ほひ~ちょっと熱かった~」


 吹き飛ばされた【ギムレット】は、思ったより軽傷の様子。


「うっそ!? アタシのマシンガンボンバーをまともに食らったのに!?」


 乱打だけのシンプルな技【マシンガンボンバー】は、危険度Aランクの魔物なら必殺クラスの威力。しかしそれを受けても平然としている【ギムレット】は、常人離れしたタフさを誇る。


「今度はこっちから行くぞ~?」


 【ギムレット】は剣を構えたその時――


 ズバーン!!!!


「…ほひ~?」


 縦に真っ二つに斬られる【ギムレット】。


 ドサッ


「…え?」


 あ然とするビリー、ユルゲン、テリーサ。煙と砂埃の中、真っ二つになった【ギムレット】の後ろには、ウェルに敗北したブレイブハートの【マート・フォーガス】が立っていた。


 どうやら【マート】が一刀両断したらしい。


「…こんなのに手こずってんじゃねえ」


 そう言うと、【マート】は次の闇ギルドメンバーへ向かって歩を進める。


「……は…初めて声を聞いた…」


 テリーサは驚愕した。無口な【マート】の声を聞いたことがある者は限られる。


「ん? 俺に何か用かい?」


 次の標的はNo.5【ルビー】であった。


「……」


 沈黙のマートに対し、勝手に話を進めるルビー。


「まぁ…下級ナンバーとはいえ幹部を倒した礼だ。ご褒美に俺自ら相手になってやる」


「………」


 睨み合う二人。空気が一瞬で張り詰める。


 一方その頃、【マティーニ】に挑むのはブレイブハートのA+1冒険者【アニー・キャリック】。


 ズガガガガガガガガガ!!!!!!!!


 高速で交錯する戦い。


「いやー僕について来れるなんて凄いね。

でも、そろそろ飽きてきたから殺しちゃおうかな?」


 双方ともスピード型の戦闘スタイルだが、マティーニがやや有利な様子。


「しまった!」


 一瞬ひるんだアニーにナイフが振り下ろされる。


「召喚!【ディルガラ】!!」


 光の精霊【ディルガラ】がアニーを守った。


「加勢致しますわ!」


 リーズによる精霊召喚だ。


「ちっ! 僕の毒ナイフが効かないのか!」


 宙に浮かぶディルガラは足がなく、盾を持った機兵。強力な攻撃でなければ破壊は困難で、毒も通用しない。


「助かった。礼を言う」


 試合では敗北したリーズだが、仲間を守る姿勢は変わらない。


「わたくしは本来、後方で力を発揮しますわ!」


 リーズの周囲にはすでに複数の精霊が待機。戦いの隙間で準備を整えていたのだ。


 そして、上空には――


「お、おいおいなんだありゃ!?」


 マティーニの視線の先、天使の羽で飛ぶ巨大で神々しい機械兵が浮かんでいる。


「光の上位精霊【アレクディア】。わたくしが呼べる最も強い精霊ですわ!」


 マティーニの真上に巨大な魔法陣が3つ浮かび上がり、回転を始める。


「は、はは!! そんな大技当たるかよ!!!」


 大掛かりな魔法陣を予想したマティーニは、スピード型戦士として回避を試みる。


 しかし、


 びゅんびゅんひゅん!!


「ぐお!? な、なんだ!? 鎖!?」


 瞬間、鎖に縛られ動けなくなる。


「上ばかり見ているので隙だらけでしたよ?」


 鎖を投げたのはアニーだった。


「く、くそーー!!!」


 身動きできないマティーニ。


「助かりましたわ! 【ホーリーレスフリー】!!!」


 巨大な光の柱がマティーニを襲う。


「ぐおおおおおおおお!!!」


 光を浴びたマティーニの身体は徐々に消えていく。


 【ホーリーレスフリー】はアンデッドや闇魔法使いにも有効な強力技。


 ドガーーーン!!!!


 大爆発。土煙が立ち込め、マティーニの姿は跡形もなく消えた。


 闇ギルドはあと4人。順調に倒されていく――勝利の糸口が少しずつ見え始めたのだが。

「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


と思ったら


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面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


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