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錬金鍛冶師の冒険のその後 ー冒険を辞めた男が冒険者達の旅団を立ち上げ仲間の為に身を砕いて働くお話ー  作者: 荒野ヒロ
第五章 混沌の海と神々の大地

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弓矢の錬成

狩人(弓使い)のウリスを強化する為のイベントかな(笑)。


次話では急展開。

どうなるかはオーディスワイア(と仲間達)次第です。

 翌日から俺は矢を大量に作製する作業に入り、特殊な錬成強化を付けた矢も作製して置いた。──後から思うと、この時に何か予感めいたものを感じていたのかもしれない。

「剛貫通」の矢を百本ほど作製し、矢が当たると爆発する「爆破矢」を五十本ほど、同じく魔法の効果を発揮する「風刃矢」と「氷結矢」と「雷撃矢」も五十本ずつ作り置きしておいた。


 うちの旅団では弓矢を使うのはウリスが専門(エウラも多少は使えるらしい)なので、彼女が新しい弓を持って帰って来たら見せてやろう。


 彼女は「魔法矢」を一度だけ使った事があるきりだと語っていた。狩人かりゅうどの師にあたる人物が、昔旅団に入って冒険していた頃に使っていた物が残っていたというので、ウリスに一本だけくれたのだという。


 それは「雷撃矢」で、冒険先で狼の群れに囲まれてしまった時に、それを使って撃退したらしい。

 それ以来は魔法矢はそれなりの値段がするので使っていなかったのだ。


 素材を集めれば作ってやると言ったのだが、ウリスは遠慮していたのか、それとも「剛貫通矢」の方が扱い易いと考えたのか、魔法矢の素材よりも「鉄爪兎バルピナ」の爪を持ってきて、矢に一本一本「剛貫通」を付与する事を求めてきたのだった。

 狩人として、対象の毛皮や甲殻を傷つけないで入手しようという意気込みの表れかもしれない。


 新しい弓を手にして帰って来たウリスに、様々な矢を作ったと言って見せてやると、彼女は滅多に見せない笑顔を見せて喜んでいた。

 次の日に早速、彼女はカムイやヴィナー、ユナとメイをともなって冒険に意気揚々(いきようよう)と出て行った。


 *****


 そんな風に仲間達は冒険へ向かったり、訓練をしたりしながら過ごしていた。俺は錬成をしながら普段通り、仲間や猫を見守っていたのだ──

 子猫達もすっかり大きくなり、倉庫を出て庭をうろちょろするようになったので、訓練をする時は誰かが子猫達の面倒を見てやらねばならなくなった。


 そうして夏の終わりを迎える「送夏の儀」がり行われる月末を迎える事になったのだ──

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