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第37話腎不全の治療

専務が退院してきましたが、人が変わったようです。

私が裁判の進行状況を説明に行っても上の空です。

社長が退任の話をしたようだと噂です。

自分の病気もあるので力を貸したいという気がありましたが・・・。

そういう私も最近は目が霞んできたようで心配です。

そんな時にほとんど話をしなくなっていた総務課長が声をかけてきます。

どうもこのタイプは苦手です。

今度は社長の息子が珍しく相談をしてきます。

「ホテルを触ったことがある?」

「前の会社でしばらく担当したことがありますよ」

「だったらこの契約を見てほしいんだ」

「専務は?」

「あの人は分かりもしないのにいろいろ言うだけだから。それにもう退職だしね」

何とか60歳まで頑張ろうとしている私にはいい風かもしてません。

しばらく抗がん剤の副作用に振り回されていましたが、これからは腎不全を本格的に言われています。

家に戻ると、女房が退職の申請を会社にしたということです。

もうギリギリだったと思います。



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