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第361話小さな軍団

今日は朝からNPOに出て全員の4人で次号の編集会議です。

今回からページ数が3分の1増えて10000部増刷です。

私の事業プランではこれで初めてフリーペーパーだけで独立採算が取れる見込みです。

「フリーペーパーでは儲からないが定番でしたが驚きです!」

編集長が3時のおやつに手製のクッキーに紅茶を入れてくれます。

「フリーペーパー事業は読み物の質を上げるだけでは難しいのです」

これは昔勤めていた会社で初めてこの事業に手を染めた時試行錯誤しました。

ただの雑誌を何で稼ぐか?

その頃は広告料に重点を置きましたが。

「今回は半農半xの教室のフランチャイズに購読紙として年間広告料を入れたのです」

「教室が広がればどんどん部数が伸びますね」

編集長の弟子が最近はよく慣れてきました。

「だが質を上げないと次のステップを上がれないよ」

「質を上げる?」

「今回から書店でも置きたいと注文が来ています。でもただの雑誌ですから刷れば刷るだけ赤字になります」

「それでは」

「部数アップでまず広告料が上がります。次のシリーズの読み物を今度は単行本で売り出します」

「わあ、夢が広がるう~」

「私も期待しているんです」

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