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第341話頼れるのは自分だけ

今回はどうしても時間の都合が取れなくて、透析日を変更してもらいました。

労働裁判の弁護士チームのネット共同事業がようやく安定的な契約数を上げるようになりました。

それで京都の弁護士も加わって、不当解雇の説明会です。

一人IT社長は撮影を兼ねて30分参加弁護士のホームページの説明をします。

私は最近はテーマを持って話すると言うより、質問に対して労働者として答えます。

その後弁護士の先生が法律的に説明するという形にしました。

「ホームページに書かれているんですが、日頃から小まめに記録を取っておくことそれは分かりましたが、同僚や上司は当てにしないとあります。私は今回裁判を考えていますが、同僚や上司の証言を貰う予定なんです」

「これは実際に裁判をしてよく分かったことです。会社は同僚や上司に無言の圧力をかけて反対の証言を取るという場合が大半で、生活のため色々で裁判になると吃驚するような証言が提出されます。読んでいて悲しいほどむかつきますよ」

「そうなんだ」

「頼れるのは自分だけです」

一人IT社長は撮影してぼかし編集、音声を変えてホームページにアップします。

「私は賃金の仮払いをあてにしているのですが?当然のように取れるように弁護士の先生は言われていますが?」

50歳代の男性です。

「私もそれをネットで見て簡単に出来ると思っていましたが、案外弁護士の先生は嫌がるし、結構時間がかかった。そこまでして無収入なのに給料の40%しか認められませんでしたよ。そこから弁護士に33%取られます」

2時間ほどこうした質疑応答が続きます。

最初の頃は弁護士は逆効果だと思われる人も多かったです。

それが50人ほどの参加で、平均30%~40%の契約率になります。

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