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第304話始動

透析休み日は心なしか嬉しいです。

「無理しないで」

女房に声をかけられて40分歩いてシニアNPOの裏に農園を整地中です。

敷地に私が提案した砂栽培のビニールハウスも建設中です。

今日は半農半xの卒業生や講師が総出で運ばれてきた土で畝を作ります。

「1月の20日からの農業訓練で使えますよね」

経理担当の女先生もすっかり半農半xにはまり込んでいます。

「なあこっちに来て休みながらなあ」

テントの中で理事長が杖を置いて熱いコーヒーを入れてくれます。

「この敷地の土ではだめなんでトラック3杯入れるように農業の先生に言われたが高いなあ」

「いえ、予算の中で充分収まりますよ。畝を作る時に堆肥を入れないと」

「それは先生が牛肥と鶏ふんを今買いに行ってますよ」

一人IT社長も応援に来ています。

「少し教えて貰えませんか?」

事務長が教室から降りてきて分厚いファイルを開きます。

「助成金も融資も入金になったのですが、後の作業は?」

「助成金は領収書を付けて報告がいります。融資の方は計画書通りに行っているか確認しておくことです。今後のためにもしっかりとしておかなければなりません。2月の後半になると、3教室がこの畑を使用しますから割り振りを今のうちに作っておかないと」

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