第18話残尿感
午前中に物件の資料を不動産事業部のファイルを借りてきて書類調査をします。
それで問題点を書きだして、透析食弁当を食べて現地を回ります。
大阪を中心に20軒ほどの賃貸ビルがあります。
地下鉄を降りて歩いて回るので1軒から2軒が精一杯です。
問題は常にどこにトイレがあるのかを確認してやはり1時間に2度のペースです。
ただ会社の中にいるよりはるかの気分が晴れます。
5時には会社に戻ってきて、調査の内容をパソコンに記録します。
6時までには作業が終わりますが、女子社員から帰り始めて社長が帰るまで待機します。
専務は通院中なので5時には退社します。
もしこのまま退職せずに入れたら助かるがと思っています。
作業が終わると、ネットで膀胱がんを調べます。
膀胱内注入治療を行っても20~30% の割合で再発するため、尿検査・尿細胞診は月1 回、膀胱鏡検査、経静脈尿路実際は尿が残っていなくても不快感、痛み、頻尿を伴う場合は膀胱炎が考えられます造影、MRI は3 カ月おきに検査し、再発を早期に発見することとあります。
残尿感とは排尿しても、膀胱にまだ尿が残っている感じです。
私の場合は痛みというよりこの残尿感のようです。
でもどうしてもトイレに行かないとダメなのです。




