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第164話嘘発見器

あれから相棒?の部長からさっぱり応答がありません。

失業保険の仮払い入金が2度入りいよいよ収入がなくなります。

女房のパートの職場もあまり居心地がよさそうにありません。

忘れていた厳つい声の暴対刑事の声で再びY署の個室です。

「今日は尋問の前にポリグラフを受けてもらいたいんや」

「嘘発見器でしょ?」

「そうとも言うなあ。もちろん任意だから」

いったいどういう流れになっているのだろうか。

専門家の担当が現れて練習をしてから本番に。

嘘発見器が済むとまた分厚い資料を持って暴対刑事が現れます。

「どうでした?」

「・・・・。登記をしたという司法書士を呼んでみた。それはあんたの意見だったからな。その時にあの鞄検査をした。3つも札束が出てきた。顔色が変わったね」

何かを言おうとしているようです。

「登記の依頼を受けてとの答えなので、登記書類を見せてくれと言ったらガタガタ震えだした」

「札束の附箋は?」

「信用組合だったな」

それで本社が引き出したお金だと想像がついいた。

ところが調書は印鑑の引き渡し時期だけの再確認で終わった。

あの司法書士は気が弱いから何かを話したに違いない。

警察は何を考えているのだろう。

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