40
「ん?
間違いなく、今が40話だよ」
少年は種明かしをする。
「いつか敵に話数調整されると思って、タイトルと話数を途中からズラす罠を張っていたんだよ」
『全然気付かなかったのかも……』
幼女がキラキラした瞳で見つめるので。
少年は苦笑いしたのだった。
「さて。
王様から褒美でも貰いに行くかね」
『私はリンゴが欲しいのかも~!』
「あ、妖精王からも何か貰えるかな」
『妖精王は、私なのかも~!』
「あはは」
「え?」
~fin~
くぅ疲これ完ファサ。
さて。
大した伏線ありませんが解説です。
ケルベロス
5文字で誰でもどんな奴かわかるとか、200文字小説のための魔物です。
最後に頸動脈を断ち切られたのはニッケルちゃんです、念のため。
四天王(12人)
魔王城でボスラッシュするつもりでしたが、文字数が足りず断念。
フゥは風来坊キャラ。
一万の魔族
唐突に出てくる感じがほんとすこ。
有象無象
メタいこと言ってる奴もいますね。
四獣
話数ズラすときに気づかれないようにするため要員。
34話から一話ずつずれてます。
玄武が一番可哀相。
魔王:ワカナーゴ・シュッセウォー
オオウオまであるのは九州地方
勇者:ツァベナ
モトネタは世界のナベア⚪
妖精:ニッケルちゃん
妖精王。
ちゃんと第一話で言ってますよ?
ホントは「お前その『なのかも~!』やめろ!文字数の無駄だ!」みたいなネタも挟みたかった……挟みたかった……
というわけで完結です。
ご愛読ありがとうございました!
NiOさんの次回作に御期待ください!(打ち切り風に)
あっ!
あと、おかしな小説、他にも書いております。
お暇でしたら是非。
短編 『市販の水素水には健康に良いと言う科学的根拠は全くない』とか言う無知蒙昧な人々に『私が間違っていました』と泣いて全裸土下座させることを目的とした小説
http://book1.adouzi.eu.org/n6297eb/
中編 『ブレーメンの屠殺場』http://book1.adouzi.eu.org/n9431ct/
長編 『豚公爵と猛毒姫』
http://book1.adouzi.eu.org/n8014ci/




