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『えんぽりお!』


 妖精をプチプチ感覚で爆散させながら、少年は4階へ移動する。


 そこには、悠久を生きる巨亀がいた。


《良く来たのう、勇者よ。


 儂は”鋼の玄武”。


 歴代魔王でも、儂の甲羅を壊せたものはおらん。


 1000文字ちょい、時間稼ぎさせて貰おうかのう》


「聖剣ストンプ!」


 少年が甲羅を踏みつけると。

 綺麗に甲羅だけが砕け散った。


《ぐ!

 い、一次退却じゃ!》


 甲羅が砕けたことも忘れて。


 やわらか玄武は、崖から身を投げた。

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