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『まんでら!』


 妖精を暇潰しに爆散させながら、少年は3階へ移動する。


 そこには、白毛赤眼の巨大な虎がいた。


《良く来たぁ、勇者ぁ。


 俺ぁ”時の白虎”ぉ。


 じゃぁ、行くぜぇ!


 時よ止まれぇ!》


「お前がな」


《え?》


 少年は白虎の脳だけ、器用に時を止めた。


 脊髄に電流を流してみると。


 蛙のように、白虎がピョンピョン動いて面白い。


『面白そうなのかも~!


 私にも、やらせるのかも~!』


「あこら、ちょ待」


 白虎は、崖から身を投げた。

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[一言] 34話……何処行った?
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