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「フフフ……安心してください。

 魔王城内には、本当にこの5人しかいません」


『鑑定!なのかも~!

 うん、ウソ吐いてないのかも~!』


 ツァベナは、納得いかなかった。


 フゥは、ウソのエセではあっても、四天王の1人である。


 こんな簡単に、情報を漏らすだろうか?


「てっきり、嘘吐いて混乱させるつもりかと思ったが……どういうつもりだ?」


「なあに、交換条件ですよ。

 死に行く者の冥土の土産に、貴方の能力を教えて貰えませんか?」

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