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異世界に飛ばされた俺は奴隷調教師になっていた  作者: 七瀬 優
第2章 二人目は魔法使い?
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第2話 マジックアイテムのお店-M&M-

店員さんの独白?

主人公達は最後に少し出てくるはず。

 ここはマジックアイテムのお店M&M。

 魔法マジック&マジックアイテムの頭文字をとってM&Mなのです。

 先代は魔法と魔法素材を組み合わせた上級マジックアイテムを売るのが夢で店名にしたらしいですけど……。

 現在、お店は大赤字。

 潰れるまでのカウントダウンはもう直ぐ0に!

 どうしたらいいのですか!?

 このままでは……このままでは……お店がつぶれてしまいます!


 これでも私は一応、マジックアイテムを作らせたらそれなりに名前が知れてる作り手なのです。

 私の作ったアイテムをほしいという人は結構居るんです。

 なのに……なのに……。

 それなのに、お店が潰れそうなのにはわけがあるんです!

 


 突然ですが実は私、魔力が人に比べてすごく強いらしいんです。

 ですが、強すぎてまったく制御が出来ないんです。

 あふれ出した魔力でお客さんを消し炭に変えた事10回以上(それ以上は怖くて数えてません)。

 一時はバイトに店番させようと思ったのですが……。

 バイトの方を消し炭に……。

 そんな事をしていたら、王都から追放されて、前は王都の一等地にあったお店も今は街のはずれ。

 

 しまいには、M&Mへのお使いクエストがA級ランクの難易度になる始末。

 それでも欲しいと言ってくれるお客さんが居る事は嬉しいのですが……。

 今まで亡くなった犠牲者の方々のためにも、お店の売り上げのためにもどうにかしなければなりません。


 この……『帰らずのお店』という悪名だけは!

 

 巷ではこの店が上級ダンジョン扱いだとか!

 本当に酷いです!

 


 でも、私に何かできるのでしょうか?

 あと1週間でお店を立て直すなんてできるのでしょうか?

 本当にどうしたらいいのでしょう!

 お店が……あ、どうやらお客さんが来たみたいです。

 まずは、このお客さんに無事にアイテムを売る事からはじめてみましょう。


「いらっしゃいませ。マジックアイテムのお店 M&Mへようこ……」

 

 ドガーン!


「……あ゛……」


 またやってしまいましたでしょうか……。





次回はついに……二人目です。



マジックアイテム店で犠牲者が何人も出ているのに捕まったりしないのは、この世界のマジックアイテムが現在でいう危険物に類する物だからです。

普通のお店では危機管理も行き届かず(危機管理が出来てるのは一部の高級店のみ)死者が普通に出てたりするからです。

あと、マジックアイテムの粗悪品は暴発事故が起こる事がしばしばあります。

M&Mのマジックアイテムは暴発をまったく起さない事でそういう面では信頼性が高くてクエストを依頼してまで買おうとするお客は結構居たりします。


ゲーム中でマジックアイテムが暴発してもデスペナだけだったのだけど、現実になったこの世界では結構しゃれになっていなかったりします。

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