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【完結】S級パーティーから追放された狩人、実は世界最強 ~射程9999の男、帝国の狙撃手として無双する~  作者: 茨木野
第3章

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190/242

190.再生



 オスカーたちは人面樹トレントとなったリューウェンと戦っている。

 リフィルが誰よりも先に、人面樹トレントに取り込まれてしまった。


「引いて戦え! 取り込まれちまうぞ!」


 マリクは爆弾の魔道具を使って、遠距離からは爆撃を行う。


 ドガァアアアアアアアアアアン!


 衝撃で人面樹トレントの枝が、何本か消滅する。

 しかし……。


 にゅるうぅ!


「ちっ! 直ぐに再生してきやがる……」

「さすが植物。破壊してもそこから直ぐに再生してくるね!」


 オスカー、そしてアイリスもまた、離れたところから攻撃する。

 しかしオスカーの銃弾、アイリスの影、どちらも人面樹トレントに致命傷を与えるには至らない。


 それでも……。


 オスカー達は攻撃を続ける。

 その都度、再生されるが、しかし彼らは攻撃の手を辞めなかった。


「がんばれ! 耐えろ! リフィルが活路を開く! あの女は……ただじゃやられねえ!」


 それは、オスカーがよくわかっている。

 人外魔境スタンピードでもそうだった。


 彼女は窮地にて覚醒し、仲間のピンチを救ったのだ。

 リフィルにはそれだけの力がある。仲間であるオスカーは、信じてる。


 だから今は、ひたすらに耐えるのみ。


 ずがががががっ! 


 襲い来る枝を、打ち落としていくオスカー。

 マリクも何か狙っているようだ。


 そして……そのときは来た。

 びき! と枝が突如として、成長を止めたのである。

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