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【完結】S級パーティーから追放された狩人、実は世界最強 ~射程9999の男、帝国の狙撃手として無双する~  作者: 茨木野
第3章

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126/242

126.生誕祭スタート



 訓練を終えて、いよいよ帝国では生誕祭が開かれることになった。


 早朝。俺は帝城内の訓練所にひとりでいた。


「ふぅ……すぅ……」


 俺の体の周りには黄金のオーラがまとわりついてる。

 闘気オーラとよばれる、自然エネルギーを体内に取り込んで、運動エネルギーに変える技術だ。


「フッ……!」


 俺は地面を軽く蹴ると、遥か上空にいた。

 闘気は身体能力を超向上させる。


 飛び上がった俺は、錬金武装を展開。

 通常の魔法矢を山なりに5連射。


 次に、闘気を矢に込めて……。


「はぁ……!!!!」


 超高速の一撃を放つ。それは5本の魔法矢を同時に貫いた。


 空中での射撃をおこなったあと、くるんと回転して、着地する。

 闘気で体を強化すると、空中で自在に矢が打てるようになった。


 また、これを身につけたことで、今まで以上の俊敏さを身につけた。


「これなら……何がおきても、対処できるだろう」


 戦闘面は、いいんだ。問題はそれ以外……メイベルとのこと。

 彼女とはあれ以来、まともに会話できていない。


 メイベルに避けられてる感があるんだよな。


「デートするっていったんだけど……どうなるんだろうか」


 生誕祭デートのことだ。流れてない……とは思うんだけど。どうなることやら。


「…………」


 懸念としては、リューウェンのことも気になる。

 訓練で一緒になる機会が多かったのに、会うたびに彼の表情が、暗くなっていた。

 俺の目には、体調不良であると写った。それと……なにか心にやましい思いがあるように、見えた。言いたいことがあるというか。


 けれどいくら声をかけても、話してくれなかった。


「…………」


 メイベル、そしてリューウェン。二つの懸念をかかえながら、俺は当日を迎えたのだった。

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