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【完結】S級パーティーから追放された狩人、実は世界最強 ~射程9999の男、帝国の狙撃手として無双する~  作者: 茨木野
第3章

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121/242

121.昔のリス隊長



 俺はマリク隊長たちと、地下のバーへとやってきた。そこで元胡桃隊の隊長と遭遇。

 マリク隊長のことを知ってる様子だったので、俺は尋ねてみることにした。


「この人って昔からリスなんですか?」

「そうさね、昔からリスだった。二〇年前から」

「え!?」


 ……リスが二〇年生きてることに驚いたんじゃ、ない。

 アカシア元隊長の年齢に……だ。


 どう見てもアカシア隊長は、20とかそこらの、美人にしかみえない。

 でも軍部に入って、しかも隊長とは二〇年来の付き合ってことは少なくとも30……いや、もしかして40……。


「おっと、女の年齢を聞くもんじゃあないよ」

「そ、そうですね……」


 しかし改めて考えると、このリス隊長、いったいいくつなんだ。 

 リスだから年齢わからないし……。


「アカシア隊長はマリク隊長とどうやって出会ったんですか?」

「ん? あたしのパンツを盗もうとしてたエロリスを捕まえたら、なんかしゃべって手先が器用だから、手元に置いといた」

「あんた昔からそんな感じなのかよ……」


 アカシア隊長を無視して酒を飲むマリク隊長。

 ということは、胡桃隊を作る前から、このリスおっさんは軍部にいて、アカシア隊長を手伝ってたのか。


 で、アカシア隊長が部隊を作るからって、メカニックとしておいて、その後彼女が出て行くタイミングでマリク隊長が就任……と。


「結局来る前ってよくわからないんですね」

「そうさね。軍部に来る前にこいつが何やってたのかは不明だ」

「おれぁ旅人だったのさ~」

「人じゃないだろエロリス」


 ううん、話を聞いても結局、長生きなリスってことしかわからなかった。

 まあ確実にリスじゃ無いんだろうけども。


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