表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍⑦巻&コミック①巻、12月発売】クソゲー悪役令嬢~滅亡ルートしかないクソゲーに転生したけど、絶対生き残ってやる!  作者: タカば
悪役令嬢は学園生活を謳歌したい

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

280/592

ほうれんそう

「というわけで、聖女と王子をくっつけて穏便に問題を解決しよう作戦は失敗しました!」


 聖女と秘密を暴露しあった翌日、私は朝イチでディッツの研究室を訪れた。

 ドリーに状況を洗いざらいブチまけるためである。

 共同作戦でまず一番大事なのは『報・連・相』だよね!

 私の話を聞いていたドリーは、眉間に深々と皺を寄せると、超重量級のため息をついた。

 おーい、淑女がやっていい顔じゃなくなってるぞー。


「ご、ごめんね……?」

「いや……お前が謝る必要はない。全ては世界を救う才能のない女神が悪い」


 ほんそれ。

 世界を救うの下手なんだから、おとなしく見守ってるだけにしてほしい。

 全て善意の行動なだけに、下手な邪神よりタチが悪い。


「聖女が自ら王室を引き受けたほうが楽だったが……致し方あるまい」


 ドリーは軽く首を振ると顔をあげた。


「他に何かアイデアあるの?」

「まあ、色々とな。聖女と王子の思考を誘導して、無理やり恋人関係に持っていくことも、できなくはないが……」

「ドリー……!?」

「冗談だ。後でお前にバレた時が怖い」

「そこは聖女にバレたらとかじゃないの?」


 ドリーは肩をすくめる。


「腹黒はともかく、人心操作までやったらお前は俺を軽蔑するだろう。聖女ごときにどう思われても構わないが、お前に嫌われるのだけは困る」

「う、うん……」


 こらそこー!

 女の姿でそういうこと言わない!

 なんか変な扉が開きそうになるから!

 ただでさえ中身が好きな人だからって、無駄にドキドキしてるんだぞ?


「そもそも、王子がボンクラだった時点で、ヤツを使った王室改革が難航するのはわかっていた。聖女が恋をしない可能性も視野に入れている」


 相変わらず、ドリーの王室評価はさんざんだ。

 気持ちはわかるけど。


「お前が、聖女に恋愛も救済も強要しなかったのは、現時点では正解だ。運命に怯えている聖女が、横から何と言われたところで自発的に行動できないだろうからな」

「……だよね」

「聖女の件は一旦棚上げだ。いつものことだが、まずは目の前のことを片付けるとしよう」


 ドリーは立ち上がると、デスクから本を数冊持ってきた。


「何するの?」

「授業の準備だ。今の肩書は非常勤講師だからな」

「うわー……そういえばそうだった。ドリーがその姿で教壇に立ってるとことか、違和感しかないけど」


 ドリーは呆れ顔で私を見る。


「お前も他人事じゃないぞ。俺が担当しているのは『攻略対象接近イベント』である、男女合同授業だからな」

「あ」

「せいぜい、教師の指導に従い真面目に授業を受けることだ」


 そういやそんなイベントありましたね!


読んでくださってありがとうございます!

もしよろしければ、広告の下↓↓↓までずずいっとスクロールしていただき、「☆☆☆☆☆」評価お願いします!

作者の励みになります~!


もちろん、お気軽な感想、ブクマ、レビューなど大歓迎ですので、よろしくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コミカライズ①巻12月25日発売!
https://img1.mitemin.net/dj/zl/3wkif4ur6gwvjhk43tmrckclikh6_hvt_140_1kw_17utt.jpg
書籍⑦巻12月19日発売!
if5xkaf24p7benpdg9mgb811imr4_e3n_xc_hi_f9ns.png
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ