後書き追加
えー、すみません。
最終話の投稿時に完結設定を忘れてましたので、後書きを追加致します。(活動報告でご指摘下さった皆さん、ありがとうございます!)
本作は友達とのチャット中に冗談で書いた内容をベースに書きました。
その時のヒロインはオークの姫で、すげー不細工で妙なにおいがする設定だったのですw
長編にするにあたって、それじゃさすがにどうかなぁ、と思いましてアスモデが誕生しました。
書き終えての反省点は色々ありますが、構成というかペース配分を間違えていたかな、というのが一番大きいです。
私は序破急の三幕構成を意識して執筆することが多くて、それはそれで悪くないと思うのですが、今回のように全体を14万文字として配分すると、最初の三~四万文字までは「序」になっちゃうんですよね。
要するに助走が長くて、話が動き出す前に読み手が飽きちゃう。これはいままでの長編全部に共通する欠点です。テレビ番組的に短めのスパンで話を区切って回すべきなのに、映画的に作ってしまったのかも知れません。
特に本作に関してはもう一人のヒロイン、マルガレーテと出会うまでが遅かった感じがしています。
あとヤクザという素材を使うなら、もっと工夫しないとむしろ避けられちゃうのかな、と。
結局、初日を含めて1日のユニーク数が前作を越えることは一度もありませんでした。これは大きな反省点です。
反面、キャラについてはけっこうバラエティを出せた気がします。
悪い奴を悪そうに書けたことにも満足しています。
総じて勉強になったし楽しんで書けましたので、まあよし! と書き手としては思っています。
長々とお付き合い頂きまして、ありがとうございました!
新作にも手を付けておりますので、また次の機会がありましたらよろしくお願いします!




