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ドラゴンと女の子  作者: ほし
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第二十二話「通学からの叫び」

そこではドラゴンの子供たちの通学が行われていた。

地上や空で住んでる大人たちの言語ではなくぷあぷあやキィーキィーなどの声だけが聞こえている。


「たくさん子供がいるね」


「ああ、だが未だに大人たちが見えない。どこにいるんだ?」


小味とカリマは子供たちを眺めていた。

普通なら身の安全を守るために大人が通学を見守ってるはずだがどこにもその姿はない。

おかしいとカリマは考えてると上空にある物が見えた。


「何だ?」


それは翼をバタバタ繰り返しながら飛んでいた。

ゆったりと進むその姿はまさしくドラゴンであった。

だがその大きさからして子供ではないことが分かる。


「あのドラゴンに聞いてみようよ」


小味は上空にいるドラゴンを見つめそう言った。

早く早くと手を手招きし立ち止まってるカリマを歩かせようとする。

すると、突然脇の道からあるドラゴンが割り込んできた。


「グィーグィー」


それは今通学してるのと同じ子供のドラゴンであった。

どうやら怪我をしているらしく、ドラゴン特有の鱗は血だらけで引き裂かれていた。


「どうしたの」


小味は慌てて子ドラゴンをギュっと抱きしめる。


「誰にやられたんだ?」


カリマも心配し子ドラゴンに聞く。

だが、子ドラゴンは鳴くだけであり言葉は発しない。


「グィーグィー」


「困ったことが出来たな」


子ドラゴンの痛そうな鳴き声が聞こえてるからか、周りの通学していた子ドラゴン達は不安そうにしていた。

カリマの左目の怪我も治さないといけない、続いて、子ドラゴンの怪我もあり小味は今の状況を何とかできないかと考えた。

だが、周りは子ドラゴン達ばかりで病院もお店すらもない。

あまり頼りたくないが、小味は、カリマにお願いして上空を飛んでもらえないかと提案しようとしたその時大きな叫びが聞こえた。


「グォォォォォォ!」


その声はとてつもなく大きく地面を震わせるほどの威力であった。


猫を飼ってるのですがいつもノーパソのキーボードの上に乗ってくるのでややノーパソが壊れてきています。たまに画面が光って点滅してるので修理で出すよりタブレットを買うほうが安いかなと考えていたり。

でもipadは安いのでも高いので買えないですね。

とりあえず貯金頑張ります。

それでは。

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