世の壁編む仕組みーパングラム91
前回パングラム90の答えーにしいろほうけん
虹色冒険書さまでしたー!
私が動物園勤めなせいもありますが、動物と人間の関係を問う虹色さまの作品には胸を打たれます。
「あの命達を忘れな。」
「人と話せるキツネに叱られた。」
身につまされる部分もあるかもしれませんが、開いていみてもらえると嬉しいです。
そして、「10年間を振り返って。私が『諦めアレルギー』になった日のこと。」
虹色冒険書さまの人生に影響を与えてくれた方の言葉は、このエッセイを読まれる方の背中もそっと押してくれることでしょう。
さて、申し訳ないのですがこれで今回のクール(で言葉あってるのかしら)はこんなに短く、上記の答え合わせで終わりになってしまいます。
お分かりになった方、多いですよね。
さて、当面は外国で未亡人をすることになった陸です。
諸手続き、遺品整理、身辺整理、自分の仕事、家族、急にいろいろ肩にかかってきました。
悪い人が騙そうとすれば簡単でしょうが、何とか独りの春を迎えることができています。
庭に小鳥が来てくれるように、様子を聞いてくれる友人たちがいる。
入院した母を支えようとしている老いた父はあくまで前向き、苦手な家事も笑顔で頑張っている。
「山笑う」という季語のように、私も微笑んでいられますように。
よのかへあむしくみはんさつ
ほねをおる
ぬえもたらすうそちれ
にわてことりなき
やまいろめけ
世の壁編む仕組み煩雑
骨を折る
鵺もたらす嘘散れ
庭で小鳥啼き
山色めけ
ここまでご一緒いただきありがとうございました。
またいっぱいストック作って再会できますように。




