夢魔こそ居らるれーパングラム87
パングラムをある方に贈呈して見ていただいているというのに、数がまとまらず、もう随分長い間アップできていません。
(前回も似たような状況に陥って申し訳なかったのです)
自分の身辺も変わってきているので、できるときにアップさせてもらおうと思います。
今日は単なる予告編、自分の近況報告です。
ほんやくというみわさ
なせかはしめたり
ひにちきえてよふけ
あもつぬのをゆへす
むまこそおらるれ。
ねろ!
翻訳という御業
なぜか始めたり
日にち消えて夜更け
吾持つ布を結へず
夢魔こそ居らるれ。
寝ろ!
会社員の頃、翻訳の通信講座をやってみたことがありました。
外国語を訳すことは大学でも仕事でもやってたのですが。
他人の作品を訳すより自分が書きたい、とか思っていた時期が長すぎたかもしれません。
文学書、専門書を訳すのは、翻訳の資格を持っている方がするのでしょうし、オンラインの求人は、ウェブサイトを訳してほしいというのが多いようです。
言葉は紐ではなく布みたいだと思うのです。
おひれの文脈が絶対物を言う。
単語ひとつひとつがパッチワークの布切れみたい。
どこをどれと縫い合わせるか決めてあげてやっと意味が浮かび上がる。
そんな端切れが無数に私の頭の中にあって、それぞれを結い合わせたいのですが、全くうまくいきません。
夢魔に魅入られそうなので、そんな夜は寝るに限ります。笑
とはいえこの「居らるれ」、尊敬? 自発?
どうも心のどこかで「夫」だろうから「いてください」と思ってしまっているようで。
次回はクイズです!




