規範の圧を蹴散らせーパングラム85
前回パングラム84の答えーやまもとたいすけ 山本大介さまでしたー!
パングラム前半は
エッセイ「心のささくれ~幼稚園時代の記憶とおまけ注釈~」から。ハグしてあげたくなります~
後半はもちろん、「旦那ちゃんと嫁ちゃんシリーズ」から。
「旦那ちゃんと嫁ちゃんの〇めはじめ」というけしからんものやらあれやらこれやら揃ってます。
「旦那ちゃんと嫁ちゃん~エピソード0出会い~」の更新、待ってますから!
22万字超えの異世界恋愛、「異世界召喚されたら、そこは悪役令嬢のハレムだった。~勇者俺様!皆の者、ひざまづけ!チートな俺のハッピーライフ♡」もどうぞよろしくお願いします。
春にこのパンクイの感想欄に素敵なパングラムをいただいたというのに、今の今までお返しが滞っておりました、申し訳ない思いでいっぱいのお相手が今日の作家様です。
〇〇○○
おやこゆめなくすむしひ
へほきはんのあつをけちらせ
ふえるとそろいて
われたねにもまさりぬ
親子夢失くす無慈悲
ヘボ規範の圧を蹴散らせ
フェルト揃いて
我種にも勝りぬ
まずは、国が国民の夢を吸い取ってモニュメントを建てるという寒気のするお話から。
「夢を供出する」という言葉からしてもう、うすら寒い。
金物を提出させられた戦時中をどうしても思い描いてしまいます。
国が個人を圧迫していないか、マインドコントロールされてないか、という批判精神はいつも持っていないといけないと思います。
集めた情報は偏っていないか? 信じていいものか? フェィクニュース? 体制に踊らされていないか?
批判、ナンセンス、諷刺、諧謔を使ってのペンの力というものを、書く限りは意識しておくべきかと思います。言論の自由と、他人を傷つけるかもしれない懸念とともに。
書いて下さる作品のあちこちから、規範、ノルムに呑み込まれないように、という警鐘を鳴らしていてくださる気がします。
可愛らしいフェルトアートに囲まれて、
我という字を名前に持つ我は、大樹に育つ種にも勝る力を秘めているんですよ。
そんな気持ちを乗せさせていただきました。




