和の調べーパングラム42
前回パングラム41の答えーあまね
雨音AKIRAさまでしたー!
代表作「薔薇騎士物語」、麗しきアトレーユさまをまずは登場人物紹介ページで眺めてみてください。麗しいのは主人公だけではありませんし! そして綴られる物語のせつなさ、です。
それから、是非見ていただきたいのが「インドウニ美術館 ~雨音デジタル修行の旅~」
これが脅威の、企画参加作品全てにFAを描いてくださった制作記録とできあがり集。雨音さまがどれほど幅広い絵師であられるか、一目瞭然。
当該「インド人とウニ企画」は
企画者:伊賀海栗様(パングラム⑦のひと) 発案者:なまこ師匠(パングラム25のひと)
テーマ:「インド人」と「ウニ」の重苦キュンキュン
で行われました、前代未聞の企画です。
今回は格調高く見事な長歌形式、七五調でございます!
お名前が三文字でぴったり。
長歌には〆の短歌、反歌と呼ばれるものがつくべきですが、こちら様がさらりと作られるようには参りません。(というここからもうヒントですからね!)
パングラム42
○○○
わのしらへ
かなつむねうち
ひもとけは
あさみにいえぬ
ほこたきり
やすめてふれん
まそをゆるせよ
和の調べ
奏づ胸裡
繙けば
朝みに云えぬ
鉾滾り
やすめて触れん
まそを許せよ
こんなになっちゃったんですー
形式が格調高いと内容が反比例するのです。
でもそれを笑ってくださる、輪をかけてきわどいお方なのですよ。
読み専だと仰りながら、連歌もしてくださいますし、活動報告で披露される詩歌ときたらもう熱くって。
パングラム内の漢字四文字をわざとひらがなのままにしています。
よいこの皆さんにはまだ早いので。
わるいこには隠した漢字をお届けするとともに、ご希望があれば陸の意図を解説させていただきます。
私としては、短歌も長歌も自由律も、作品としてアップして過疎な詩ジャンルに殴り込みをかけていただきたいのですが、いかがなものでしょうか?




