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第3章登場人物紹介

【新たなパラディオン】


グレイシー・プラン


種族:人間(異邦人)


年齢:秘密


 パラディオンギルドの一員として活動している異邦人の一人で、かつて開拓時代のアメリカで悪名を馳せた大悪党ビリー・ザ・キッドが転生した存在。


 様々な悪事を働いていた前世とは異なり、「ワルはやり尽くした」という理由でパラディオンになった変わり者。


 ハチの化身となる力を持ち、いくつもの毒を調合し複雑な作用をもたらす猛毒を作り出す力を持つ……が、チート能力は持っていないようだ。



【ルケイアネス王国の人物たち】


クリート


 ルケイアネス王国の第四王子にして、王族唯一の生き残りの少年。神谷悟の襲撃が外遊中だったこと、部下たちの特攻もあって辛くも亡命に成功する。


 純真無垢で心優しく、民からも愛されており将来名君になるかもしれないと期待されていた。



リティア


 クリートの護衛を担う直属のエリート集団である『氷狼騎士団(フェンリルリッター)』の隊長を務める女性。部下たちの身を挺した足止めにより、主共々逃げ延びることに成功した。


 亡命した後は別行動していた騎士団の生き残りと共に、コーネリアスの居城であるアルソブラ城で保護されている。



【リンカーナイツの刺客たち】



神谷悟(かみやさとる)


 リンカーナイツの最高幹部、トップナイトの一人。とある理由から大地の民をひときわ強く憎悪しており、たった一人でルケイアネス王国を滅ぼした狂人。


 チェルシーの妹、エレインの命を奪った張本人たる『頬傷の男』でもあるため、ユウたちからは二つの理由で命を狙われることに。壮絶な過去を持つが、その真相は……。



ベルメザ


 悟の師匠にして、先代のトップナイト。彼に殺しの技術と黒太陽の力を与え、憎悪のままに虐殺を行わせた主犯。黒い翼を持ち、自在に空を翔る。


 ローマ帝国最悪の暗君と呼ばれた人物、ヘリオガバルスが転生した存在でもある。自分だけの美の王国を創るという理由のため、何やら暗躍しているようだが……?



レクペル


 デュラハンに転生した、リンカーナイツに与する異邦人。ベルメザの忠実な部下で、騎士道精神を重んじる武人。馬術と長物の扱いに長けており、その腕は天下一。


 王国の生存者捜索をしている最中のユウたちを襲い、激闘を繰り広げる。



アストラルB~I


 宇野狂介によって造られた、量産型人造戦士たち。ユウたちを抹殺するために動くも、修行を経て強くなったユウたちによって全滅させられた。


 ユウが追放される前の仲間、リリアルもアストラルHに改造されておりかつての仲間の手で引導を渡されることとなった。



【異界のヒーローと魔女】



ウィンゼル・アルバラーズ


 以前ユウたちに力を貸したヒーロー、フィルとアンネローゼの血を引く末裔。特殊な事情を抱える双子の大地、カルゥ=オルセナとカルゥ=イゼルヴィアを守る当代のヒーロー。


 偉業を成し遂げた先祖二人を強く敬愛しており、彼らに恥じないヒーローとして大成出来るよう日々修練を行っている。その実力は高く、アストラル二体を纏めて倒せるほど。



ヘカテリーム


 カルゥ=イゼルヴィアを統治する組織、ルナ・ソサエティを束ねる最高幹部『月輪七栄冠』の一人。『太陽の魔女』の異名を持つ、強大な魔術師。


 自身と似た能力を持つ悟・ベルメザへの対策としてウィンゼルやネクロ旅団死天王と共にユウたちの修行にチカラを貸すことに。



ネクロ旅団死天王


 生と死を統べる『命王』アゼルが創設した組織、ネクロ旅団の最高幹部を務める四人の女性たち。『雷の厄災』リリン、『地の厄災』シャスティ、『炎の厄災』アンジェリカ、『水の厄災』アーシアの四人からなる。


 シャーロットたちの実力を向上させるため、修行相手として力を貸すことに。

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