Ep-70 学院大決戦
ワオ、天文学的なな文字数だ。
こんなもんフルで読める人いるのか?
前後編で分ければいいのに70話ぴったりで学院編終わらせたかったからこんなことに.....
いやー、勝った勝った。
開票はまだだが、確実に俺の勝利だ。
あいつらあんだけやっておいて討論の時(闘技場は崩壊したので仕方なく講堂で行った)、
「しかしユカリさん、あなたは公約に反する行為をなさっているのでは?」
などとにやけが隠せない顔で捏造された証拠写真を出してきたが、
俺の隣にいたベルが、
「あら?おかしいわね...その証拠写真とやら、何かの魔力の残滓を感じるわ」
なんて言って、光魔法で俺の映っている部分だけを光らせてみたりしていた。
メリア陣営には魔法の知識が深い者はいないようで、恐れをなした取り巻きがあっさりと捏造だとゲロった。
畳みかけるように俺の仲間たちが攻勢に出る。
各自自身の受けた被害についての証拠や証人を提出し、その場は混沌に飲まれた。
さらに、リンドも討論に参加していたがそばにいたリンド舎弟隊一番隊長ゼインが、メリア陣営にいた見るからに貴族の令嬢だと分かる取り巻きに、
「いた!あいつだ俺を騙して捨てたのは!簡単な仕事だと言っていたのに、不可能じゃないか...よくも騙しやがったなこの性悪女!腹黒女!」
と叫んだのだ。
それを無視すればよかったのだが、
性悪女...レベッカ・エランドは怒りを抑えられなかったようで、
「黙りなさい!薄汚い平民風情が...貴族である私が頼んでやったというのに、成功すらしないとはっ!これだから下民は!本来感謝すべきなのよ!薄汚いその何の価値もないその命、私が存分に使ってやったのだから!」
などと返してしまったのだ。
当然静まり返る講堂。
直後、全校生徒から批判の嵐が巻き起こった。
当然である。アルマージ魔法学院は貴賤の無い学び舎。
大貴族すら気軽に名を呼ばれ、下の者に丁寧に挨拶をする場。
全校生徒の6割は庶民なのだ。
しかし、それが分からない馬鹿はたまにいる。
それがメリア陣営の寄せ集め達というわけだ。
この件が決定打となり、メリア陣営は負けが確定した。
それでも俺は追い打ちをやめることはなかった。
「闘技場で私を襲った冒険者アラドはメリアさんの差し金です」
「...事実だ」
「庭園を破壊し、私たちを殺害しようとした方はなんと大貴族のオルド様でした。...しかもメリア陣営の支援者でもあるようで...?」
「...くっ、その通りですな.......。」
「アラド、オルド...しくじったの!」
殆ど何もしゃべらず一貫した姿勢を貫いていたメリアがアラドとオルドとの関連性を仄めかしたことで、メリア陣営へのトドメとなった。
メリアはその場の全員から突き刺さる視線に耐えかねたのか、
俺のことを憎悪の表情で睨みつけ逃走を図ったが...
「あっ、ふぎゅ!」
出口に走ろうとしたとき誰かが出した足に躓き転倒、そのまま複数人に襲い掛かられリンチされていた。
メリアは複数の影響力のある人間の弱みを握って好き勝手していたという。
これも天罰である。
◇◆◇
そうして、今に至る。
そしてそして、今俺は何をしているかと言えば————————
勿論敵情視察だ!
〈忍者〉のスキルで透明化して奴らが消えた地下室へと潜り込んだ。
あいつらが悔しがって地団駄踏んでるところをこの目に収めるのだ!
こっそり階段を下り...
ドアを開け....
角を曲がると...
そこは謁見の間のようになっていた。
ん?謁見の間?
何で学院の地下にこんなものが?
俺の疑問は置いておいて、そこの1段下がっている所にいつもの3人が跪いていた。
そして、1段上になって居るところに見慣れぬ人物。
仮面と....ローブ?
怪しさ満点じゃないか。まさに悪の組織の親玉ってところか。
「『出資者』様、我々では一歩及ばず...最低限努力はしたのですが...ユカリ・フォールに邪魔をされ...」
「私が聞きたいのは言い訳ではありません。メリア?」
「は、はい!」
「あなたの予想で構いません。生徒会長の座、取れますか?」
「.....無理です。支持率は大きく低下し、もともとユカリ・フォールと竜帝リンドヴルム参戦にて大きく奪われていた票は全て持っていかれてしまいました」
「ふむ....アラド、今からでもユカリ・フォールを始末できますか?」
メリアの返事を聞き、『出資者』と呼ばれた人物...男なのか、それとも女なのか?
はアラドの方を向き、質問した。
「...無理だ。想像を大きく超える強さだった。『出資者』様の強化込みで戦ったが、あまり戦闘を長引かせると仲間が飛んでくる。..........俺一人ではとても...無理だ」
「オルド、学院に圧力をかけることはできますか?」
「無理ですな。今回の件を王に提出されましたし、私のライバルであるエストニア家がどこで知ったかこの件をネタに私の評判を下げております。段々と家は離れ、権力も低下しております。この状況で仕掛けると失敗するどころか、『出資者』様すら無事には済みません。」
各自の報告を聞き、『出資者』は頷いた。
3人は安心したのか、ほっと息をつく。
直後。
ズブッ!
「がぁっ!?」
神速で移動した『出資者』がメリアの首を貫いた。
「やはり、私一人で行動したほうが良かったですね。事を大きくするな、裏に我々がいると知られるなというのがゼアス様のご命令でしたが..............」
「なっ!?」
「メリア!大丈夫か!?」
『出資者』がパチンと指を鳴らすと、天井が開いて光の茨に包まれた鳥かごのようなものが降りてきた。
中にいるのは...
「あれは.......学院長!?」
「馬鹿な、学院長は腐ってもエルフ、それに風の精霊がついているはず」
「エルフが何だというのです?それにあの雑魚精霊ならば無力化し今はこの檻の...魔力源ですよ」
つっよ....強すぎる...!
確かゲーム時代学院長アルマは悪堕ちしてボスになって出てきたはずで、その時でさえ
レベルで言うなら600はなければまともに戦うことすら出来ない相手だったはずなのに...
それを鼻で笑い、檻に閉じ込めるなんて....!
今まともに戦っても勝てないな...ここはいったん撤退すべきだろうか?
その時、恐れおののく。俺の肩を誰かがつついた。
驚いて声を出すほど俺も馬鹿じゃない。
振り返ると...
(よっ)
(クレル...)
(面白そうなもん見てるじゃねえか、あれがメリア陣営の大ボスか?)
そこにはクレルがいた。
そうだ、俺には仲間がいる。
危なくなったらリンドとかタツミとかを呼べば問題ないだろう。
俺は覗き見を続ける。
「クソっ、ヒール!....なに?傷が、治らない!?」
「アラド、回復力の限界を超えているのですぞ!あの一撃は肉体だけではなく魂にまでダメージを与える物のようですな.........」
「何を長々と解説している、オルド!『出資者』!よくも俺の仲間を...いや、仲間だったとは言わん!だが、情がなかったとは言わない!マグナ・シュヴェーアト!消し飛べ!」
アラドが斬りかかる。
しかし『出資者』はそれを手袋をはめた手の小指だけで受け止める。
「ふふふ、私は死にゆく者には寛大です。我が名を教えて差し上げましょう。我が名は...『幻獣-D28』マルコシアス!偉大なる絶対君主ゼアス様の幻獣にして、Dの28の序列を頂く御身!さあ、掛かってきなさいアラドよ!」
「余裕ぶるのも今の内だ!リヒト・シュヴェーアト!」
アラドとマルコシアスの激しい鍔迫り合いが始まる。
...いや、これを鍔迫り合いと言うのであろうか?
アラドが思い切り斬り付けるが、それらはすべてマルコシアスの指に受け止められる。
「ユカリぃ、参戦しなくていいのか?このままじゃあいつら全滅しちまうぜ?どうもあのマルコシアスって奴はもうこの学院に用がないみたいだしな...もしかするとここごとアイツらを破壊するつもりなのかもしれねえ」
「........黙ってて」
「うい」
クレルが言うように、勝てない戦いに義理だけで身を投じるアラドには少し可哀想だが、
まだまだ様子見だ。
注意を完全にあの檻から逸らさなければ.....
「あはははははは!その程度ですか?」
「舐めるな、と言ったはずだ!リヒト・カノーネ・ドラッヘンシュトラール!」
アラドの剣から光の竜が飛び出し、マルコシアスに受け止められる。
余剰魔力で天井、壁、床にヒビが走る。
それだけではなく、アラドの剣にもひびが入り始めていた。
俺とリンドとの戦い、そしてマルコシアスの強化のせいでもう耐久が持たないのだ。
このままではアラドはもう数分と持たないだろうな。
さっきまでは敵だったが、俺からちょっとしたサービスをしてやる気になった。
「ウェポンリペア!」
俺が〈鍛冶鎚使い〉のスキルでアラドの剣を修理する。
この状況じゃほぼ気休めだが、まあまあ治ったな。確率で修理状況が変わるスキルだが、
結構幸運な方だ。
「ユカリ......」
「ちょっと待ってって言ったじゃん」
「分かった...俺も待とう」
その後、何度も衝突が発生した。
そのたびマルコシアスに軽くいなされていたが。
半壊した謁見の間の端に素早く跳んだアラドが、何か大技を放つ態勢に入る。
「お?何やら手ごたえのある技が見れそうですね」
「どこまでも......!『幻獣』!俺がお前を倒す!オーロラ・グロウス・シュヴェーアト・マグナドラッヘンシュトラール!」
発動と同時にアラドの大剣が粉砕され、代わりに太陽光のような輝きの剣身が生成される。その輝きはまさに太陽で、ここまで熱が伝わってくる。直視し続ければその部分が黒くなるほどに。
「マルコシアス、貴様と言えどもこれに耐えきれるかな!」
「さて、どうでしょう?」
アラドはその輝く剣を思い切り振り上げた。
そのまま、一気に地面へと叩きつけた。
ドガアアアァァァァァァァッ!
俺でさえ視認できない衝撃波が発生し、マルコシアスを吹き飛ばした。
そこから数秒間、俺たちは意識を飛ばした。
目覚めたとき、俺は仰向けに倒れていた。
「い、一体.....?」
横に目を向けると、学院長の姿が見えた。
どうやら檻ごと吹き飛びこちらへと飛んできたようだ。
ラッキー!俺はそう思ったが.....
「おや?中々に楽しめた一撃でしたが.....面白くない顔が見えましたね」
衝撃波で俺と広間を隔てていた壁が粉砕されていた。
俺とクレルの姿を隠すものは何もない。
しかも、あの俺ですら認識できない一撃を喰らって無事なマルコシアス。
...これ、勝てるのかな?
「勝てるか、勝てないかじゃねえ!逃げたら全部終わるぞ!」
しかし、俺が迷ってるうちにクレルは既に動いていた。
ナイフを投げつつ肉薄し、
フェイントを掛けつつマルコシアスと鍔迫り合いを仕掛ける。
「....クラフトウェポン、弓聖の大弓!スキルセットチェンジ、セットシューター!」
俺は武器を切り替えスキルセットを変える。
さらに、
「ドッペルシャドー!」
「ドッペルシャドー」
「ドッペルシャドー」
「ドッペルシャドー」
「ドッペルシャドー」
俺がドッペルシャドーを使い
分身がドッペルシャドーを使うことで分身が5体出現する。
「バースト・クラフトウェポン、ブロードソード」
「バースト・クラフトウェポン、竜滅槍」
「バースト・クラフトウェポン、鋼棘盾」
「バースト・クラフトウェポン、ギガントアックス」
「バースト・クラフトウェポン、古代魔導書」
分身はそれぞれ使い捨ての武器を召喚し、散開する。
「スキルセットチェンジ、セットソードマスター」
「スキルセットチェンジ、セットスピアマスター」
「スキルセットチェンジ、セットシールドマスター」
「スキルセットチェンジ、セットアックスマスター」
「スキルセットチェンジ、セットマジックマスター」
全員がエッジと同じ口調なのは、俺が「並列意思」を切っているからだ。
レベル上げとかならともかく、こんな格上と戦うのに5人にぺちゃくちゃ喋られたら緊張も何もあったものじゃない。
「クリムゾン・ショット!」
俺が深紅の矢を放つ。
それと同時に弓が破壊される。
マルコシアスはそれを受け止めようとしたが、何故か腕を破壊されて吹き飛ばされる。
「......は?...おい、お前何をした?」
「バースト・クラフトウェポン、ディアボロスブレイド」
「お、おい待て!まさかそれを私に使う気ではない...でしょうね!?」
当たり前だ。明らかな強敵に全力で挑まない奴がどこにいるんだ...?
見れば、分身が全員武器を構え発動姿勢に入っていた。
「ま、待ちなさい!話し合いま」
「クリムゾン・スラスト」
「クリムゾン・スラスト」
「クリムゾンシールド、シールドシュート」
「クリムゾン・ジャッジメント」
「クリムゾン・マジックスフィア」
各自の武器が砕け散る。同時に赤い閃光が放たれ、マルコシアスに命中する。
当然奴は弾いて...
「ぐわっ!?やめっ!やめ、ぎゃああああ!」
クリムゾン・マジックスフィアがマルコシアスに命中し、彼をボロボロにする。
なんだ?なぜ何もしない?まだ何かを隠しているのか?
「破壊します」
そして最後に、斧を持った分身が斧で斬りかかる。
「うっぎゃあああああああああ!」
あれ?もしかして予想以上に弱い感じ?
そう思っていたのだが...
俺が警戒を解くと同時に、強い光が溢れる。
『.....まさかこの姿を使わされるとは...............!許さん、許さんぞユカリ・フォール!』
そこには、白い狼がいた。
なんとなくもふもふちゃんを彷彿とさせる。
まあ、関係ないけど。
そもそも、こいつまったく脅威を感じないんだよな...
何というか、人間ではなくモンスターに近いからなのか....
『死ね、人間!』
「クラフトウェポン、古代剣!」
気が付くと目の前にまでマルコシアスに近づかれていた。
まあ、近づくまでは良いんだが....
『ガァァァウ!』
まるで制御ができていないようで、力任せに爪を振るってくる。
お前さ、部下にアラドとか置いておいて今さらそんな攻撃通じると思ってるのか?
軽く避けると、壁や床に亀裂が走る。
…..どうやら、威力の方は十分のようだな。
「スターライトスラッシュ!メテオスラッシュ!コメットスラッシュ!」
俺は剣から今使えるスキルを放ちつつ、反動で後退する。
『ま、待て!逃げるな!』
そう叫び追おうとしたマルコシアスの頭上より大量の光の矢が降り注ぐ。
全身に矢を受けマルコシアスは倒れた。
こんなもんかー...
ソロモン悪魔の名前を冠しておいてここまで弱いとは.....
『ならば遠距離攻撃だ!』
などと叫び、マルコシアスは口から炎を飛ばしてくる。
さらに周囲に白い炎を纏わせる。
炎を避けると、当たった壁の部分が穴となり、中がドロドロに溶けていた。
マルコシアスの周囲もドロドロと溶け始めている。
(もう限界だ!ユカリ、俺は逃げるぜ)
室温は体感40度を突破し、壁も天井も床も融け始めている。
クレルの判断は正しい。
俺も対策をしなきゃな。
「クラフトウェポン、炎龍刀」
俺は紅い刀身を持つ刀を呼び出す。
それを構え.....ずに腰に差して武器スキルだけ使う。
「炎龍化」
俺の全身が炎に包まれる。
これで炎熱耐性はばっちりだ。
あいつへの攻撃は今のところあまり効いてないが、この手なら確定で行ける。
「メイクウェポン、ブロードソード!メイクウェポン、アイアンスピア!メイクウェポン、鋼棘盾!メイクウェポン、シャープソード!」
「「「「「メイクウェポン、ブロードソード、メイクウェポン、アイアンスピア、メイクウェポン、鋼棘盾、メイクウェポン、シャープソード」」」」」
「クリムゾンスラスト!クリムゾンスラスト!クリムゾンスラスト!クリムゾンシールド!シールドシュート!」
「「「「「クリムゾンスラスト、クリムゾンスラスト、クリムゾンスラスト、クリムゾンシールド、シールドシュート」」」」」
『ぎゃああああああああああああああああああああああっ!』
俺は分身たち全員で呼び出せる限りの武器を呼び出し、それらをクリムゾンスラストで消費するという力技でマルコシアスを倒すことにした。
どうせ時間が経てば再び使えるようになるし、武器を惜しむ必要はない。
推定ダメージ99999の雨霰を食らえ!
メイク、ビルド、クラフトウェポンを駆使し、放てるだけクリムゾンスラストを放つこと数十秒後........遂に手持ちの武器が尽きた。
気が付けばマルコシアスが纏っていた炎は消え去り、散々抉られた床の上に淡い光の珠が浮いていた。....こいつが本体だったりして。
『や....やめてくれ.....殺さないでくれ.......』
「御免」
命乞いをしてきたが、普通に手に持っていたディアボロスブレイドで斬りつける。
『ぎゃあああああああっ........』
〈レベルが上昇しました〉
〈レベルが上昇しました〉
〈レベルが上昇しました〉
〈レベルが上昇しました〉
〈レベルが上昇しました〉
〈レベルが上昇しました〉...etc
何やら表示できないような凄まじい量の経験値を手に入れたようで、俺のレベルは23上がって105まで上昇した。
これでクリエイトウェポンが使えるようになるのか....
俺は傍にいたアルマを抱え、いつ崩落するかもわからない地下室を後にした。
完全勝利である。
そういえばアラドたちを忘れてきてしまったな、と思い地下室に再び戻ろうとした時、何者かの気配を感じた。
4人分の気配...まさか新手か!?
と思ったがそういうことではなかった。
どこに隠れてたのか分からなかったが、なんとアスキーが置いてきた3人を抱えて出て来たのだ。しかも、メリアの傷も治っている。
「おお!姐御!」
「そいつらは?」
「置いていくわけにもいきませんからな。姐御の受けた被害の償いもして貰わねばなりませんしなあ」
本当、こいつは出来る奴だなあ...
俺は内心、笑いが止まらなかった。
しばらくすると、いつものメンバーがやってきて俺をねぎらってくれた。
これで俺は名実ともに生徒会長。
これで..................................あれ?
そもそも俺が生徒会長になろうとしたのって、アラドみたいな襲撃者から身を護るためだったような.......
「やらかしたあああああああああああああああああああああああああああああっ!」
学院の廊下に、俺の悲鳴が響き渡った。
王都学院編、終了です!
数話sideやスペシャルエピソードを投稿してから、王都王宮編へと入ります!
面白いと感じたら、レビューや感想を書いていただけると嬉しいです。
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