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【300万PV突破】不人気職の俺が貴族令嬢に転生して異世界で無双する話 ~武器使いの異世界冒険譚~  作者: 黴男
第一章 王都学院編

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Ep-18 レベル上げ2

土日は多分更新しません

今回なんかちょっと無理に詰め込んだせいか不自然かも

(21/7/11)指摘された箇所の修正

俺は自分の部屋に入り、一息ついた。

とりあえず相部屋の人が面白そうな人で良かった。

学生生活はやはり、楽しい人と過ごすのがいいと思うのだ。


「さてと...次は何をするか」


今日は休日なので、授業に出るわけでもなくまったり過ごすのが良いわけなのだが、

こちとら裁縫や楽器を弾いたりするお淑やかな女性たちと違って中身は動きたい盛りの男の子。部屋でじっとしているわけにもいかないわけだ。


「庭で剣でも振ろうかな」


中庭で戦闘演習でもするか。

それとも空転・追憶で学園の外に遊びに行くか。

うーん、外のダンジョンにレベル上げに行こう。

そう思いついた俺は、近くのダンジョンを脳内で探す。

適正レベルダンジョンを間違えると、コロッと死んだり経験値が入らなかったりする。

それはどうしても避けなければいけない。


「うーん、古代樹の森か下水道のどっちかだな」


現在のレベルは30なので、深入りしなければ経験値を稼げるが深入りすると急に敵が強くなって死ぬ古代樹の森か、レベル帯としては安全圏だが経験値効率はあんまり良くない下水道か。どちらに行こうかな...


「とりあえずグダグダいう前に出発だ!空転・追憶!」


そう叫び、俺の姿はその場から消え去った。

そして、その声を聞いたベルが扉を開けた。


「ユカリさん、どうしたの...?あれ、誰もいないのね」


◇◆◇


俺は森にいた。

下水道はその...臭かった。

前世でも嗅いだことのない凄まじい腐臭と異臭に思わず空転・追憶を間髪入れずに発動してしまったくらいだ。空転術の上位系統は連続使用すると影響が発生するものが多く、俺は肩から腹までが袈裟切りにされたようにぱっくりと割れた。

慌てて治癒の魔導書(ヒール・ブック)で治癒魔術を使い治したが、血の匂いにひかれて魔物が寄ってきてしまった。そして倒した魔物の匂いにひかれて更に魔物が集まり...


「ひぃぃ!まさかのモンスターパレードかよ!」


そう、森中の魔物が集結し始めていた。

流石に知性のある魔物はいないようだが、知性なき魔物はほぼ全員が来ているようだ。

これはっ死ねる!


「しょうがない、後数分耐えきるしかない」


空転・追憶は転移デメリットが徐々に増加していき、最後には死に至る。

ならば数分でも耐えればデメリットは少しは減る。

それでも全身の皮が剥がれるくらいはするだろうが...


「行くぞ!空転・跳躍!ビルドウェポン、ノービスブレード!スキルセットチェンジ、セットファイター!」


俺は空に向かって思い切り跳躍し、剣を下に構えて叫ぶ。


「クリムゾン・スラスト!」


深紅の剣先が地面に衝突し、広範囲に大ダメージをもたらす。

そして、落下すらも利用する。


「ビルドウェポン、セイントハンマー!スキルセットチェンジ、セットパラディン!」


そして、落下しながらハンマーを思い切り振り下ろす。


光の重鎚(エーテルメイス)!」


地面に落下した瞬間地面が爆発したように盛り上がり、光の筋が噴き出す。

筋に触れた魔物は一瞬で絶命し、経験値が俺に入る。

さらに、俺の周囲に光に包まれた領域が発生し、生き残っていた魔物を絶命させる。

エーテルメイスは聖なる領域を発生させ、ダメージと防御バフを敵味方に付与するのだ。


「このままだと先にMPが尽きるな...」


しかし、余裕というわけでもない。

ゲーム時代のように100個以上のMPポーションを手に持って戦うわけにもいかないので、

殲滅スキルを使いつつMPポーションを飲むという形にしなければ戦闘が成立しないが、殲滅スキルはクールダウンがあり、そう長く使える戦法ではない。

やっぱ空転術のクールダウンを待つか...

と思っていると、俺に最接近していたハイオーガが吹き飛んだ。


「ん?」


攻撃が飛んできた方向を見やると、そこには...イケメンがいた。

オークストーリープレイヤーなら言わずと知れた、アレックス・エストニアである。


「大丈夫か!?助けがいるなら助太刀する!」


まさかここで出会うとはな...

まあいいや、力を貸してくれるなら貸してもらおう。

せいぜい俺の経験値稼ぎに付き合ってもらうぞ!


「助かる!」

「了解した!」


その後俺たちは寄ってくる魔物が全滅するまで戦い続け、

俺はアレックスに礼を言いそのまま空転術で帰ったが、血だらけで帰ったので

ベルが悲鳴を上げてしまい、散々怒られるのであった。


ユカリ・A・フォール 職業:ウェポンマスター Lv:53


HP4500/4500(+800)

MP1800/1800(+200)

攻撃力:133(+13)

防御力:122(+10)

魔法力:102(+9)

魔法防御:121(+16)

etc…

[スキル]

〈一次〉メイクウェポン-LvMAX

〈二次〉ビルドウェポン-Lv3

〈二次〉ウェポンリビルド-Lv--

空転術-Lv6

[バフ]

〈二次〉リミットオーバー-Lv2

[パッシブ]

ウェポンマスター-Lv2

エアージャンプ-Lv--

マジックリュース-Lv--

マジックサルベージ-Lv--

ワールドツリーブレスト-Lv1

龍滅ぼし-Lv1

一騎当千-Lv--


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― 新着の感想 ―
[良い点]  第18部分まで読ませて頂きました。  テンポが良くて、変にもったいぶらない作りがいいですね。  一気に読み進められました。 [気になる点]  主人公が女の子に転生した意味が感じられません…
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