system-01 序章 職業紹介
(2022/3/26)説明回。
職業の詳細が気になる人向け。
・〈武器使い〉
恭介が選んだ職業。
呪いや祝福を受けている武器を除いたあらゆる武器を、持っただけで我が物とし、
初めて持つ武器でも完璧に使いこなせる。
職業の特性上、あらゆる職業のスキルを発動できるが、一部のスキルを除き、職業スキルは対応する武器を持った上でスキルセットを変更しないといけなかったり、
戦闘中はメニューを見る余裕がないため100を優に超える数のスキルを記憶しておかなければならなかったり、嫌になったとしても他職への転職が出来ないなど、弱点の多い職業。
ただし、使いこなせれば...............きっと、その力は希望となる。
・〈盾使い〉
防御系のスキルを中心とした職業。
挑発系スキルや行動妨害スキルの宝庫で、ボスとの戦いで重宝される職業。
貫通攻撃無効なども中盤から終盤にかけて取得するため、どこまでも硬くなれる。
・〈弓使い〉
遠距離攻撃を中心とした職業。
他職との大きな違いは、通常攻撃がMPを消費してしまう事。
それ以外を除けば、懐に入られない限りは同レベル帯の近接職にも追い縋る火力を持つ。
基本的に範囲ダメージ特化なのでスキルのダメージは低く、格上との戦闘には向かない。
・〈槍使い〉
槍を使う職業。
近接職の中でもリーチが長く、更に速度が重要となる職業。
近接職ではトップクラスの火力を出せる職業だが、
回復、防御、無敵系のスキルが一切無いので、職業スキルである「見切り」を使い、相手の動きと戦況をよく見ないと一瞬で潰される、意外とシビアな職業。
・〈重戦士〉
斧を使って戦う職業で、序盤から高いダメージを出すことができる職業。
武器も基本的に強力で、同レベル帯の近接職と比較すると異常なほどの強さを持つ。
だが、〈重戦士〉故に攻撃速度、行動速度が遅く、スキル発動までに時間も掛かるため、
基本的にHPを盛って攻撃に耐えつつ、持ち前のスキルや通常攻撃で叩くのが基本となる。
・〈魔法使い〉
魔法を扱う遠距離職。
魔法というと強い印象を受けるが、職業についてよく調べない初心者を待っているのは、序盤のデバフ地獄と豆弾である。
強力な魔法を使えるようになるのは中盤からで、それまでは只管デバフをばら撒きながら豆弾を放つだけの職業で、割り切れない人間にはとても厳しい。
だが、諦めずに育ち切ればスタイリッシュで高出力の魔法をガンガン使えるようになる。
・〈暗殺者〉
至近距離からの一撃必殺を得意とする職業。
説明すべきところは特になく、特筆すべきところと言えば職業スキルでは珍しい分身スキルや、潜伏スキルに長けていることである。
しかし、ダメージスキルのリーチが短く、通常攻撃もリーチが短いので、それらのスキルは攻撃の為に存在しているのだ。
相手の裏をかく動きが出来なければ、アウトレンジからボコられて終わりである。
上級者向け。
・〈盗賊〉
〈暗殺者〉と同じく至近距離でのダメージを得意とする職業だが、
〈暗殺者〉とは違い、ダメージスキル以外のスキルを複数持つ。
特筆すべき点は特になく、完全な器用貧乏の〈暗殺者〉。
・〈船長〉
「飛空艇」を操ることができる職業で、あらゆる攻撃が装備している大砲を起点に発動する。「飛空艇」は最強の移動手段で、OSOでもかなり珍しく重宝される職業。
・〈剣士〉
基本的な近接職の王道職業。
ただし、基本とはいってもかなり広範囲の近接スキルを扱うことができ、
多彩な局面で力を振るうことができる。
ただし、〈暗殺者〉と同様に器用貧乏にもなり得るので、
高レベルで活躍をすることは意外と難しい。
他職への転職までに一時的に選ばれる職業。
・〈侍〉
〈槍使い〉と同じく近接で大きなダメージを出すことのできる職業。
リーチは他近接職と同じだが、「気」という一部の職業にしかない
独自のMPのようなものを持つため、強力なスキルを多数持つ。
気はMPポーションで回復させることはできず、〈武器使い〉がスキルを使用した場合「気」の消費はMP消費に置き換わる。
変換率は1MP=10気。
著:ユカリ・A・アーサー
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