とおせんぼ・1
危険な場所から幼児を遠ざけてくれる、その名もベビーゲート。
我が家もとても頼りにしておりました。独立キッチンの、ドアのない入り口を塞いでくれてました。
そのゲートのドアは、白い木製。
子供を通さない、ゲートの扉部分は、直径1センチ程度の太さの丸い棒がたてに渡されて並んでいるものです。
まだ設置する前、まだはいはいしていた頃のるー君、流しの下の開きを開けてストックの漂白剤を床にぶちまけてしまい、大慌てしたことがありまして、その後ガス台にも興味を示し、危険なのですぐに設置したものです。
……魚焼きグリルのなかに、みっちりとミカンを詰め込まれたこともあり、マジ危険を感じましたよ。
で、設置してしばらくはよかったんですよ。しばらくは。
たしか、るー君が二歳過ぎた頃、ゲートはあまり役に立たなくなりました。
それはね。
ゲートの上端に掴まったと思ったら、右足をひょいっと上げ、足の親指と人差し指の間でゲートの直径1センチのたて棒を掴んで、しかる後に左足も同様に。
そのまま、器用にもたて棒をきゅっきゅっと足指で登り、あっという間にベビーゲートを登頂、キッチンの中へ入っていきました。
チンパンジーみたいだよ……
さらに、登頂速度は日増しに早くなり、もはや職人芸(?)の域に。登りはじめてから追いかけても、絶対に間にあいません。
そこで考案したのが、「ベビーゲートの上を塞いじゃおう」作戦。
もともと、問題のキッチンの入り口はドアのない開口部。なんの取っ掛かりもないところなので、太目の突っ張り棒を買ってきて、それを開口部の右端に縦に設置しました。つまり、天井から床にかけて突っ張ったわけですね。
それから、ホームセンターで丈夫な金属製のネットを買ってきました。壁に下げてフックなんかをかけるための、あれです。ベビーゲートのドアの横巾に合わせ、高さがベビーゲートと合わせて180センチ程度になるようて購入、それを結束バンドでベビーゲートの上端に縛り付け、右端は前述の突っ張り棒に針金であまりきつくしすぎないように数ヶ所縛り付けました。
即席ドアの出来上がり♪
さすがのるー君もこれには歯が立たず、結局それを設置していた札幌のマンションから引っ越すまで、我が家のキッチンを守ってくれたのでした。
ベビーゲートの話、もうちょっと続きます。
お読みいただき、ありがとうございます。




