表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋の彩り  作者: みこえ
~出逢い~
29/183

【春里にとっての存在】

 一大行事が終わった次の日は振り替え休日で、春里は貴之と一緒に病院へ行った。その後、映画を観に行く予定だ。


 貴之はいつものようにシンプルな装いだ。貴之の私服はモノトーンが多い。春里の私服も同じなので、どうも地味になってしまう。だからと言って派手な色を着る気にはなれないので、春里は遠慮なく黒の装いだ。



 最近の春香は日に日に弱っているのが分かる。その度に泣きそうになり、それを抑えるのが大変だ。春里の今日の心配はそこにあった。一人で病院に訪れる時は、どうにか感情をコントロールできるが、誰かが一緒だと甘えてしまう。それが貴之だと余計だ。貴之は春里に甘い。その甘さに春里はいつも甘える。だから、今日一緒に病院に行けることは嬉しいことなのだが、それと同時に不安が顔を出す。春香の前では絶対に泣きたくないのだ。心配だけはかけたくないし、不安がらせたくもない。春香の前でないのならいくら泣いても構わない。いや、本当は悔しいけれど、春香の前で泣くくらいなら、違う場所で泣いてやるといった感じだ。


こんな感じで小刻みにあと2話。


次回は病院にて


次回もお付き合いください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ