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神の翼 ~黄金の翼の女神~ 転生したら男の子だった!  作者: 和(のどか)
第四章 伝説の勇者
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お前の名前は?

 ポセイドンの三つ叉の槍がイダスに刺さる瞬間


 キュレアがポセイドンの槍を剣ではじいた。


「キュレア様!!」


「上出来だ、後はさがって見学してろ」


 ポセイドンは激怒した。

「キュレア!そこをどけ、そいつとの戦いを邪魔するな」


「おいおい、これは戦争だぞ試合をしてんじゃねんだよ」


 キュレアがポセイドンへ斬りかかった。


 ポセイドンが三つ叉の槍で交わした。


 ポセイドンがイダスを見た。


「お前!名前は?」


「俺は、イダスだ!アントリュウスは、俺が守る」


 キュレアとポセイドンが戦いになった。


 イダスの奴、どうやってポセイドンを刺したんだ!?


 ポセイドンの防御のオーラを貫通させて体に剣を刺す事などできるものではなかった。


 ポセイドンが、キュレアを睨み付けた。

「ずいぶん偉くなったみたいだな小僧」


「あんたからみたら小僧だが、長く生きすぎだぜ、ソロソロ引退しろおっさん」


「引退するのは、お前だ!図に乗るな駆け出しの分際で天界の果ての副官を名乗るとは、身の程知らずな奴だ!己の弱さを思い知らせてやる」


「身の程知らず!?わかってるんだけどな、自分が、副官なんて身の程知らずってことくらい、だが他にいないんだよな副官をまかせられる奴が」


 お互いの凄まじいオーラが激突した。


 キュレアとポセイドンの一騎打ちになった。


 海王ポセイドンと勇者キュレアとの激突したオーラが周りの兵士に伝わった。


 兵士達もこの戦いに興味を持ち、見たかったかが戦場で気を抜けない状況だった。


 グレンの軍にキュレア軍が加わりポセイドンの兵士達に襲いかかった。


 ポセイドンとキュレアの激突した殺気の込もったオーラに周りの兵士達は近づけなかった。


 キュレアの顔つきが変わった。


 真剣な目つきをしていた。


 本気になったキュレアの剣の音に周りにいた兵士達は目と耳を疑った。


 ピキッ ピキッ ピキッ


 所々の景色に亀裂が入った。


 だが、ポセイドンのオーラには亀裂が入らなかった。


 やはりポセイドンとなると俺一人では致命傷を与えるのは大変だな!


 キュレアは、ポセイドンと長期戦へ持ち込む事にした。


 ポセイドンの神の力を消耗させて防御のオーラを弱らせてやる!


 ポセイドンは、イダスに刺された事により戦いに目覚めた。


 まさか俺に怪我をさせる奴が出てくるとはな


 キュレア!こいつも面白い!


 ポセイドンは、威厳を捨て闘神となり戦いを楽しみだした。


 ポセイドンのオーラが闘気を放ち巨大になった。


 キュレアはポセイドンに苦戦していた。


「キュレア!そこをどきなさい!」


 いきなり巨大なオーラが、近づいてきた。


 ポセイドンは、巨大な殺気を感じ、間合いを取って離れた。


「よくも私の弟を殺そうとしたわね!」


 奏がポセイドンに斬りかかった。


 イダスが焦った!!

 何故、姉さんがここに!?


「ダメだ姉さん!」


 イダスに不安がよぎった。

 いつか奏が自分を守ろうとして死んでしまうんじゃないかと、今、目の前で奏がポセイドンに立ち向かって行った。


「キュレア様!姉さんを助けて!!」


 キュレアが奏を見て唖然とした。


「勇者、奏!?」


 姉さんって?

 キュレアがイダスの顔を見た。


「お前!奏の弟だったのか?」


「姉さんを知ってるの?」


 ポセイドンと奏が戦い始めた。

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