秘密兵器
キュレアとアルテミスがアテナ軍と戦っていた。
「アテナ軍はたった1万だがそこそこ強いの兵士を連れて来てるな」
「アテナが乗り込んで来るくらいだからそれなりに用意した兵士でしょ」
「防御と蘇生能力の強い神を従えてやがる!それにポセイドン軍を呼び寄せるとは」
ポセイドンの軍まで加わっての戦いになりキュレア達はアテナを仕留められず時間がかかっていた。
アルテミスはイラだっていた。
「アテナ軍だけなら殲滅させられたのにポセイドン軍まで加わるなんて」
アテナは、ポセイドン軍の兵士に指示をだして戦わせていた。
「あの女、他の者の財布まで自分の財布だと思ってやがる」
ニンキ達がアルテミスの近くまで来た。
「アルテミス!大変よ~~!」
「アントリュースがいない?」
ニンキが慌てた顔をしてアルテミスに言った。
「アテナをとっとと殺さないと!」
「あの兜が邪魔だ!矢が刺さらない」
「刺さらないならこれ使って!」
吸引カップ付きの矢を渡した。
アルテミスが赤い顔をして怒った。
「何だ~これは!?バカにするな!!」
「何よ、これ秘密兵器よ!天界の火薬が入ってるから引っ付けば爆発するのよ」
「こんな子供のおもちゃで・・・確かにこれなら兜に引っ付く」
「でしょ!矢に磁石も付けておいたわ!天界の火薬を入れてあるから爆発魔法を使えばアテナの頭は吹っ飛ぶわよ」
「だけど、この矢を射るなんて恥ずかしい」
「恥ずかしいなんて言ってられないてしょ」
「アテナを殺したとなれば歴史に残るだろ!アルテミスが吸引カップ付きの矢を放って勝利したとなれば子供にも笑われる」
「いいじゃない!アルテミスの矢と言っておもちゃ屋でいっぱい売れるわよ」
アルテミスがニンキに弓を向けた。
「討たないで~!」
アルテミスは、弓を構えながら悩んだ。
「確かにこれなら兜に引っ付く、加護の魔法を使い威力を増大させればアテナを殺せる」
「アントリュースが心配なんだから急ごうよ」
「加護!いいかアテナを吸引カップ付きの矢で殺したことは書き変えて歴史書を作るからな!」
「好きにしてよ!早くアテナに矢を向けて」
アルテミスがアテナに弓を向けた。
兜の確実に、くっ付く所に弓を向け矢を放った。
アルテミスの矢がアテナの兜に引っ付き大爆発した
アテナの回りにいた数十人の神達の体がバラバラになって吹っ飛んだ。
周りにいた神達もあまりにも凄い威力に驚いた。
見た目は、子供のおもちゃだがとんでもない威力だった。
アテナは、辛うじて兜を脱ぎ間一髪で逃げた。
兜を脱いだアテナは、綺麗な髪が靡きいい女だった。
キュレアはアテナの顔を見て驚いた。
「いつも兜を被ってるから誰かに見られたら恥ずかしい顔をしてると思ってたが美人だとは思わなかった」
アルテミスは、矢を構えたが、アテナが危険を感じて逃げた。
「まさか逃げられるとは!さすがアテナね!」
「凄い威力だったがこんな恥ずかしい武器は二度と使いたくないわね」
「いいわよ!私が使うから、これ以外にも色々な武器を考えてるんだからね」
「これの次は水鉄砲とか言うんじゃないだろうな」
ドキッ・・・
何でわかったんだろ!
「できれば格好いい武器を作れ!神々に笑われないものを」
「あのね!水鉄砲と言っても普通の硫酸の1,000倍の濃度が撃てる水鉄砲よ」
アシュレイが、止めた
「危ないから使わないほうがいいです!漏れて手に着いたら危険です」
「やはり水鉄砲だったか!」
このオカマ危険だ!敵でなくてよかった。
アシュレイも武器の威力に驚いた。
天才とは何を考えてるのか!?・・・
アルテミスとキュレアは、二手に分かれてアントリュースを探す事にした。
アントリュースは、ポセイドン軍に見つからないようにオーラを弱めていた。
戦場で捜索する事になった。




