天界の業火
レニイが、アシュレイの所に来た。
「何だ!?何が、おきた」
アテナ軍の兵士の死体だらけだった
アシュレイが一人で剣を持ったまま立っていた。
鬼の神達は、その後方にいた。
まさか、これだけのアテナの兵士をあいつが、一人で全滅させたのか!?
アテナの猛者の神が現れた。
アテナの猛者の神が鬼の神達に襲いかかろうとしていた。
レニイが気づいた。
あいつは!?
アシュレイが、走った。
鬼の神達の前に立ち猛者の神に剣を向けた。
「アシュレイ!逃げろ!そいつには敵わない」
レニイの声が聞こえたがアシュレイは逃げなかった。
「アシュレイ!そいつの得意技は、剣じゃねぇ!爆炎魔法だ!マグマより熱い天界の業火を放つ!耐えられない逃げろ」
鬼の神達が、その言葉に震えた。
猛者の神は、爆炎魔法を使い大量虐殺をしようとした。
アシュレイがここをどけば天界の業火が鬼の神達を襲う!アシュレイは絶対に守るんだという希望を捨てなかった。
業火の神か爆炎魔法を放った。
「バカ!逃げろって言ってるだろ」
アシュレイが炎の中にいた。
アシュレイは、防御のオーラをまとった。
熱い!!だけど負けない僕が盾になってみんなを守る!
業火の神の神力がなくなるまでこの業火に壁となって耐えればみんなを守れると希望を持った。
アシュレイは、あまりの熱さに限界を感じだした。
ダメだ熱い!!耐えられない僕が諦めたら、みんなが焼け死ぬ・・・
あまりの熱さにアシュレイは、希望を失いかけた。
「アシュレイ!希望を捨てないで」
メジェンドは、体中に火傷をしていた。
隣で防御のオーラをアシュレイに放っていた。
「メジェンド何故、逃げなかったんだ?」
「アシュレイを置いてにげるわけないだろ!僕が殺されそうになったときアシュレイはいつも僕を守ってくれた!アシュレイが危ないときは僕が守る!」
メジェンド・・・
アシュレイは、メジェンドの言葉で更に希望を持った。
レニイが呆然とした。
バカヤロウ何故逃げないんだ!?
レニイは目を疑った。
爆炎の中でアシュレイが業火の神を睨んでいた。
何故だ?何故あいつは、燃えないんだ。
アシュレイが業火の神に斬りかかった。
業火の神の体から血が吹き上げて倒れた。
アシュレイは、呪いのオーラを剣に注ぎこみ業火の神に留めを刺した。
業火の神が消滅した。
バカな!アテナ軍の猛者を殺った!?
そうだ!!イダスが、まだ戦っている
「アシュレイ!俺はイダスの所へ戻る」
リオが、アシュレイに抱きついた。
「アシュレイさん!お怪我はないですか?」
「僕は、大丈夫だよ!」
アシュレイがメジェンドに治療魔法を使い治療を始めた。
「凄い爆炎魔法だったね!みんなは火傷とかしてない?」
「みんなは、大丈夫です!アシュレイさんとメジェンドさんが守ってくれたから」
レニイは、イダスの所へ向かった。
アシュレイ・・・!?こいつとんでもねい騎士じゃねぇか!?
あいつなら勇者にだってなれるだろ!介護係やってねぇで先頭きって戦えばいいのに




