ヘラクレスとの戦い
アントリュウスが速攻で斬りかかった。
ヘラクレスは、アントリュウスのオーラを感じとり危険を感じ、とっさに逃げた。
気づいてから避けていたら斬られる!
ヘラクレスは、感を頼りに避けた。
メジェンドがアントリュウスに叫んだ!
「アントリュウス!!ゼウス軍が来る!」
イダスが驚いた。
「メジェンドが喋った~~!!」
アシュレイが「そんなに驚かなくても!少しくらいは喋るよ!」
アントリュウスは、メジェンドの声に反応した。
「ニンキ!どういう事、私には、ゼウス軍のオーラを感じないけど」
「私もよ!だけどメジェンドは、危険を感じとる能力があるから本当だと思うわ !とっとこいつ殺して結界に向かうわよ」
アントリュウスがイダスとアシュレイに言った。
「こいつを殺したら直ぐに結界に行くわよ」
「わかった」
イダスが返事をした。
鬼の神達が動揺した。
「私達も連れて行ってくれ」
「ゼウス軍が来たら俺達も殺される」
アシュレイが言った。
「みんな!直ぐに出発するから行く神は準備をして」
鬼の神達は全員、貴重品と必要最小限の物を持って出発の用意をした。
戦いながらアントリュウスがイダスに言った。
「イダスだけ残って!アシュレイは、メジェンドと先に行って!結界の手前で時空が曲がってるの!」
ヘラクレスは、しぶとかった。
「こいつ、感を使って戦ってるの?さすが新たな神ね!」
アントリュウスも手こずっていた。
「お笑いに近い気もするけど厄介ね!斬ったと思っても剣が空を斬るわ」
アントリュウスは、目でヘラクレスを追うのをやめ自分の神のオーラでヘラクレスのオーラを感じとることにした。
アントリュウスが斬りかかった。
ヘラクレスが感で横に逃げたがアントリュウスのオーラがヘラクレスのオーラを捉えた!
アントリュウスが斬りかかった!
ヘラクレスが剣を握っていた腕を斬り落とした。
さすがヘラクレスね!アントリュウスは、今の一振りでヘラクレスを斬り殺したつもりだった。
ヘラクレスが、オーラと感を使い腕一本と引き換えに身を守った。
ヘラクレスの顔色が悪くなっていた。
剣を握った右腕を切り落とされ、そのまま従者の方へ行った。
「剣をよこせ!!」
左手で剣を握りアントリュウスを睨んだ!
「男らしいわね!死ぬ最後の顔」
アントリュウスが笑顔で言った。
ヘラクレスも従者も死を覚悟した。
アントリュウスとニンキがゼウス軍が近づいて来るオーラを感じた。
「ニンキ!一人とんでもない巨大なオーラの神がいるわね!アテナのおばさんより危険よ!」
「アテナより巨大なオーラの神って!?まさかあいつが来るの~!?」
「あいつって?」
「オリンポス12神の最強の神よ!!アントリュウス早く結界に向かったほうがいいわ!あいつと戦うのはまだ早いわよ!」
「そうね!こんな、とんでもないないオーラを持つ神とは戦いたくないわね」
アントリュウスが時間を気にした。
アントリュウスとニンキが会話していたところの隙を狙いヘラクレスがありったけのオーラを使いアントリュウスに斬りかかった。
とっさにヘラクレスの剣を避けた。
「危なかったわね!このクラスの敵はよそ見できないわね」
ヘラクレスは、オーラを、かなり消耗していた。
「しぶといわね!窮地に追い込まれると不思議な力が湧き上がるものよね!貴方とはもっと戦いを楽しみたいけど時間がないわ」
アントリュウスが神のオーラでヘラクレスを捉え斬りかかったがヘラクレスが致命傷を感でしのいだ。
「アントリュウス!もう時間がない!そいつほっといて行きましょ」
アントリュウスがヘラクレスに言った。
「また今度、楽しみましょ!」
ヘラクレスは、神のオーラを殆ど消費していた。
ヘラクレスもこれ以上戦えば敗北を味わうどころか殺される可能性が高いことがわかっていた。
今日の所は、完敗だ!だが次は、負けない!!
ヘラクレスは、悔しさが湧きアントリュウスを睨んだ。
「ああ!次にあったらお前を殺す!」
ヘラクレスは、アントリュウスとの戦いを避けるほうが得策だと思いアントリュウスを行かせる事にした。
アントリュウスは、結界に向かった!
「イダス急いで!」
イダスが走ってアントリュウスについて行った。
「あのね!貴方が、持ってる聖剣がないと結界に行けないのよ」
アントリュウスは、イダスを担いだ。
「えっ!俺担がれるの?」
「私だってこんなところ誰かに見られたくないわよ」
アントリュウスが去った後ヘラクレスは倒れた。
従者が、ヘラクレスの腕を、くっつけ応急処置をしていた。




