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神の翼 ~黄金の翼の女神~ 転生したら男の子だった!  作者: 和(のどか)
第二章 天界への旅立ち
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聖域での生活

 イダスとアシュレイは、魔法使いの神からじかに神の攻撃技を教わった。


 イダスは、勇者になる為の勉強をした。


 アシュレイは、治療魔法の勉強をする事にした。


 翌日、街を案内され神殿にいた神がアントリュウス達に街の説明をしながらまわった。


 街の中を見回していると遠くの方から歌声がきこえてきた。


「えっ!何処かで聴いたような歌ね!」


「あれは、人間界にあるカラオケです!」


「何で天界にカラオケがあるのよ!」


「カラオケは昔、黄金の翼の国のグレンという神が天界で広めたのです!魔法使いの国でも人気が高いのです」


「グレンって、カラオケ好きなの!?」


「はい!軍神グレンの中盤でのマイクの取り合いに勝てる者はいません」


「マイクの取り合いって!?」


「カラオケの儀式のマイクの取り合いの事ですが」


「カラオケにそんな儀式なかいわよ!」


「えっ!いつから儀式はなくなったんですか?」


「最初からカラオケにそんな儀式はないのよ!」


「では、マイクを制した者が小指を立てて歌うと言うのは?」


「小指!?立てたければいつでも立てていいわよ!」


「マイクを征した者でなくても小指を立てて歌ってもいいのですか?」


「いいわよ!いつでも自由にやりなさいよ」


 女神アントリュウスの言葉により魔法使いの聖域ではカラオケを歌うとき小指を立てて歌う神が増えた。



 魔法使いの神達は、希望と勇気を探しに人間界に何度も行った。


 人間が作った物で天界で話題になった物も色々あった。


 魔法使いの神は、アントリュウス達を美術館に案内した。


 大きな美術館だった。

 神が作り出した名画が展示されていた!その中には人間が作った絵画もあった。


 彫刻やブロンズ像も展示されていた。


 奥に警備員が厳重に守っている部屋があった。


 その部屋の中には、一点一点丁寧な説明まで書かれた美術品が飾られていた。


 アシュレイが嬉しそうに近づいた。

「凄ーい!これフィギュアじゃない!」


「ねぇ!なんでフィギュアがこんなに厳重に飾られているの?」


「これは、只のフィギュアでは、ございません!今は、消えてしまった伝説の国、日本という国にいたアキバ族が作った物です」


 アシュレイは、純粋に大喜びをしていた。

「このフィギュア凄いよね!顔の表情や体のラインや仕草など凄い魅力的だよ」


「アシュレイ様はフィギュアに詳しいですか?」


「えっ!様は・・・アシュレイと呼んでください!僕、フィギュア好きで結構持ってるんです」


 アントリュウスもイダスも知らなかったので目が点になった。


「人間界に行ったのならロックのCDや楽器はないの?」


「ロックですか?」


「えっ!ロックを知らないの人間が作り出した最高の音楽よ」


「そんなに凄いんですか?」


「凄いってもんじゃないわよ!魂の叫びが音楽になり観客といったい感になり絶唱よ!」


 魔法使いの神は興味を持った。


 アントリュウスは、楽器を作りバンドを結成した。


 アントリュウスは、久しぶりにロックに集中できた。


 三年が過ぎた。


 剣ができあがりアントリュウスが聖剣をイダスに渡した。


「待ってくれ!俺は、まだ神には、なってない」


「これから神になるんだからその剣使いなさい!イダスが、神になったときその聖剣が反応するわ」


 イダスが聖剣を手にした!今までに見たことがない豪華な剣だった。


 その剣を見てると気持ちが集中できた。

 こんな凄い剣を持てる何て思わなかった!!

 この剣に恥じない神になってやる!!


 三年の月日がたち3人の身長が伸びていた。

 イダスとアシュレイは16才になりもう子供ではなかった。

 若手の騎士の風貌をしていた。

 アントリュウスは、実年齢4才になっていた。

 アントリュウスが背中に背負ってた剣を腰に当てた。


「ようやくこの剣を使えるわね!」

 アントリュウスが魔法使いの神達を見た。

「でも、聖剣は1本しかないから貴方達は、この聖域から出られないわね」


「私達は、ここから出られなくても大丈夫です!人間界に行けなくなるのは残念ですがここにいれば安全です!聖域から出ればゼウスの神達に命を狙われます!100年かけてまた聖剣を作ります」


 アントリュウス達は、魔法使いの国へ向かった。

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