神のオーラ
アントリュウス達はレムリア神殿に向かった。
マサルがアントリュウスに言った。
「神殿に情報が流れているかもしれません!もしものときは強硬突破することも考慮しないといけませんね!」
神殿の前にきた。
アントリュウス達は、中に入ろうとしたが止められた。
「君達は?」
「天界の門に行きたいの!」
「許可証は?」
「許可証!?何それ?」
「許可証を持っていなければ天界の門に通すわけには、いかないだろ」
「ニンキ!許可証って!?」
「私だって知らないわよ!千年前は、そんなもの無かったんだから」
「じゃあ、包帯も意味ないじゃない!!」
神殿の神がアントリュウスの独り言を聞いて困った。
頭の弱い子かな?
「ニンキ!どうするの?」
「天界の門はこの神殿の裏から直ぐよ!やっちゃいましょ!!」
「もう!こんなことになるとは思ってたけど」
アントリュウスは、神殿の神に言った。
「私達は、天界の門に行きたいの!!そこを通して」
「通せるわけないだろ!!帰りな」
剣を抜きオーラを高めた。
「いくわよ!マサル!」
イダスは、アントリュウスの言葉に不満があった。
見てろよ!いつか行くわよ!イダスって言わせてやる!
アントリュウスは、呪いのオーラを込めた剣急所を外して刺した。
神殿の神が苦しそうに倒れた。
周りにいた神殿の神達が警報を鳴らしアントリュウス達に剣を向けた。
街にまで警報が鳴り響き街の中が大騒ぎになった。
「殺戮の神アントリュウスが神殿を襲ってるんじゃないか!?」
「神殿から警報なんて!?」
「神を襲うとしたらアントリュウスだろ!!」
街の人達は避難した。
神殿の中から闘神の神達も出てきた。
アントリュウスの顔つきが変わった。「とんでもないのが来たわね!手加減してたら回復されて危険よ!殺るしかないわね!」
ニンキがアントリュウスの神の力を高めた!!
アントリュウスの背中から光の粒子が飛びだし翼になった。
闘神の神達が動揺した。
「紅い瞳!黄金の翼!アントリュウス!!」
アントリュウスの翼に神殿にいた神達が一斉に緊張感のオーラに変わった。
イダスとアシュレイも神の緊張感のオーラを感じた。
イダスは、目を大きく開けた!これが神のオーラか!!
アシュレイも目が大きく開けて口をポカーンと開けた。
イダスとアシュレイには、神のオーラが見えた。
闘神の神がアントリュウスに斬りかかった。
アントリュウスは、見えない速さで交わし胴体を斬った。
「手加減しては、いけないわね!」
アントリュウスが心臓を刺して息の根をとめようとしたが、巨大なオーラを持つ神が現れた。
顔が美少年!大きな金の弓矢を持っていた。
マサルが殺気を放った。
「アントリュウス様!ゼウスのオリンポス12神アポロンです」
ゼウスとアントリュウスの戦いから千年たちオリンポス12神のメンバーが変わっていた。
だがアポロンは、オリンポス12神にいた。
アポロンは、大きな金の弓矢をアントリュウスに向けた。
矢が放たれた。
あまりにも速く殺気が込もった矢がアントリュウスに向かってきた。
アントリュウスは、反応できなかった。
矢がアントリュウスを通りこした。
倒れたていた神が回復してアントリュウスに斬りかかっていた。
闘神の神の眉間に突き刺さった。
神殿の神は「アポロン様!何をされるんですか?」
「何をとは!?」
「アントリュウスを助けるんですか?」
「何を言ってる彼女は、フローラだ!私の友人!その闘神の神がフローラを殺そうとしたから私が殺した」
「ですが!フローラといえば、アントリュウスの少女期の名前・・・」
アポロンは、話している神に弓を向けた!
「えっ!・・・」
「私の言ってる事に文句があるなら死ね!」
「ま、待ってください!ご、ご確認させて頂いているだけです!アポロン様に逆らうなんて!滅相もありません!」
「なら、もう一度だけ言う!彼女は、フローラだ!私の友人だ!手荒な事をしたら殺す!!」
アポロンは、神殿の神達を睨んだ。
神達は、跪き手をあわせてアポロンの言う事を聞く意志表示をし忠誠を誓った。




