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神の翼 ~黄金の翼の女神~ 転生したら男の子だった!  作者: 和(のどか)
第二章 天界への旅立ち
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殺戮の神への目覚め

 回復したミノタウロスが脅え恐怖の中にいた。


 アントリュウスはその空気を感じた。


 この先はどうなるの!?


 恐怖の感覚を楽しみミノタウロスの剣をわざとギリギリのところで避けた。


「あんた何してるの!?サッサと殺しなさいよ!!」

 ニンキが怒った。


 ニンキの声はアントリュウスには届かなかった。


 アントリュウスの殺気の込もったオーラと死を覚悟したミノタウロスの恐怖が周りにも伝わった。


 マサル達も半神半人も背筋がぞーっとしながらの戦いになった。


 ミノタウロスは、錯乱した。


 剣を子供が暴れるようにめちゃくちゃに振り回した。


 アントリュウスの肩から脇腹にかけて剣がかすった。


 アントリュウスは予想外の攻撃を受け血を流した。


 ミノタウロスはチャンスだと思い、おもいっきり腹を刺した。


 ミノタウロスは恐怖の中で笑みを浮かべた!


「やった!この化け物め!!ようやく終わった!!」


 ミノタウロスは蘇生してこないか心配になり倒れたアントリュウスを見ていた。


 アントリュウスが、死の淵を見た!!アントリュウスに異変がおきた。 


 アントリュウスは死の淵に近づくと恐怖を越えた。


 自己防衛本能から恐怖が気持ちよくなる!!


 アントリュウスは微笑んだ。


 立ち上がりミノタウロスに向かって歩きだした。


 ミノタウロスが気力を失った。

 蘇生どころか死んでなかった事に気づき震えだした。


「な、何故だ~~!!何故、死なねぇんだ~」


 ミノタウロスが脅え逃げだした。


 アントリュウスが背後から剣を突き刺さした。


「何故、逃げるの!?貴方も戦いを楽しみたいんじゃなかったの?」


 ニンキもビビった!

 アントリュウスどうなるんだろ恐くて声かけられないよ


 周りで見ていた半神半人が脅えた目でアントリュウスを見た。


「あいつ笑ってやがる!笑って殺戮を楽しんでる!!」


「ちょっと待て紅い瞳、黄金の翼って!」


「笑って殺戮を楽しむアントリュウスの転生した姿じゃないか!?」


 半神半人達は、背筋に寒気を感じ脅えた。

 何人かは逃げだした。


 こいつらを逃がしたら噂が広まる!


 イダスが斬りかかった。


 アシュレイも戦った。


 だが半神半人の何人かが逃げ出した。


 ミノタウロスは戦う気力を失っていた。


 アントリュウスがミノタウロスを剣で刺した。


 ギャ~~~!!


 アントリュウスは、顔を刺し始めた。


 何度も刺した。


「そこが一番恐怖を感じるでしょ?」


 アントリュウスは、殺戮を楽しみミノタウロスの恐怖の悲鳴を聴き入った!


 ミノタウロスは死に、顔から地面に倒れた。



 アントリュウスはミノタウロスの蘇生を待った。


「諦めてないでさっさと蘇生しなさい!!」


 そう言って睨み付けた。


「貴方は、希望も勇気も持っていないのね!このまま諦めるの?」


 ミノタウロスは気力を失い蘇生不能になった。


 アントリュウスが回復魔法を使った。


「何してるのアントリュウス!?」


「ニンキ!力を貸して」


「貸せる訳ないでしょ」



 アントリュウスは、ミノタウロスを回復させた。


 ミノタウロスは脅える目でアントリュウスを見た。


 発狂して自らの剣で首を刺し自殺した。


 戦いが終わりアントリュウスは自己嫌悪になった。


「貴女、私以外の友達いなくなるわよ!」


「ニンキは友達でいてくれる」


「あたり前でしょ!でもさっきみたいなときは回復魔法手伝わないからね!私には貴女しかいないのよ!友達は!!私を一人ぼっちにしないで!!」

 ニンキは、泣きそうな声で怒った。



「ニンキ!ゴメンね!」


「もういいわよ私達友達なんだから貴女が間違ったことをしたら叱ってあげるわよ」


 アントリュウスは、ニンキの言葉に落ち込んだが笑顔になった。


 アントリュウスがイダス達の所に来て残っていた半神半人を斬り殺した。


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