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神の翼 ~黄金の翼の女神~ 転生したら男の子だった!  作者: 和(のどか)
第一章 神の誕生
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ヘラクレス

 団長が話しに入った。

「奏!軍神グレン様に対して失礼なことを言うな」


「軍神グレンって!?」


「グレン様だ!」

 団長がグレンに挨拶した。

「私は、セーシェル騎士団の団長をしているボノです!お会いできて光栄です」


「セーシェルの騎士団が俺のことを知ってるのかい?」


「はい!人間から神になり、兵法と魔法攻撃の研究をされ天界で軍神なられたこと、軍の将校を目指すものから尊敬されている神様です」


「だが、ここはゼウスの傘下だからな!いずれ戦うことになるかもしれないぞ」


 キツネコが「グレン!この団長もアントリュウス様を保護してくれたのよ!できれば戦いたくないわ!特に奏は、アントリュウス様から守ってくれっていわれてるのよ」


「ややっこしいな」


 タヌキンナが「話しは、いいからアントリュウス様を追いましょ」


「そうだ急ごう」


 タヌキンナ達は、アントリュウスを追いかけようとした。


 巨大なオーラと殺気を感じた。


「なんだこのオーラ!?」

 巨大なオーラにタヌキンナが、弓を構えた。


 アテナが戻ってきた。

「神龍は、いなかったわよ!ミカエルも天界の果てにいるみたいね」


 この巨大なオーラ、アテナだけののオーラではない!もう一人いる! ?

 アテナの後ろに巨大なオーラを持った神がいた。


 グレンがその神を見た。

「いつか!戦いたいと思っていたがようやく、そのときがきたようだなヘラクレス!」


「軍神グレン!若手の神か!?」


 ゼウスと人間によって生まれ、半神半人の中で唯一神にはない新たな能力を持った神!


 グレンとヘラクレスが睨み合った。


 アテナが楽しそうに見た。

「面白いわね!ヘラクレスと軍神グレンの戦い!グレンなら、そこそこ楽しませてくれるんじゃない!ヘラクレス?」


 ヘラクレスは返事をしなかった。


 グレンの殺気のオーラが巨大だった為、戦いに集中していた。


 グレンが斬りかかった。


 ヘラクレスが剣で受けた。

 お互いのオーラがぶつかり合い突風が吹き周りの木が倒れた!!


 ヘラクレスがグレンに斬りかかろうとしたが足が地面に埋まった。


 ヘラクレスは、焦った。


 いつの間に!?


 グレンは、ヘラクレスと剣を交わしたとき魔法を使い地面を泥沼にしていた。


 そしてグレンが、天界の油が入った瓶を取り出しヘラクレスにぶっかけた。


「貴様~っ卑怯だぞ!騎士の戦いで汚いまねを」


 グレンが、寂しそうに言った。

「俺は、千年前に騎士は辞めた!兵法と魔法攻撃でゼウスの軍を殺す事を誓った」


 グレンが剣にオーラを為、剣から爆炎を放った。


 ヘラクレスは、以前火炙りにされ人間の肉体を失った事をグレンは、知っていた。


 ヘラクレスは、火にたいしてトラウマを持っていると察した。


 グレンの爆炎魔法によりヘラクレスは、火炙りになったが、オーラを使い身を守った。


「グレン、汚ぇ~ぞ!」

 ヘラクレスは、業火の中で、オーラを放ち身をまもりながら叫んだ!


 冷静なグレンが、その言葉にカッとなった。


「お前達が言うんじゃねぇ!千年前ゼウスが親善試合で、アントリュウス様に雷霆を使った!そして我が姫の死んだ体から翼を引き抜いた!お前達に復讐してやる!」


 グレンは、剣に炎を纏わせヘラクレスに斬りかかった。



 タヌキンナは、グレンの言った言葉に熱くなり、アテナに幻覚のオーラを放った。


 アテナの不意をついた。

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― 新着の感想 ―
[一言] 死んだ体から翼を引き抜いたって……何だが残酷な過去ですね(´;ω;`)ウッ… 復讐する気持ちはわかりますねぇ( ̄ー ̄)
2023/09/18 22:34 退会済み
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