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神の翼 ~黄金の翼の女神~ 転生したら男の子だった!  作者: 和(のどか)
第一章 神の誕生
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微かなオーラ

 紅い瞳に変わったアントリュウスは、敵を殺す事に躊躇わなくなっていた。

 アガルタの兵士をアントリュウスが次々と斬り殺した。


 アントリュウスとキツネコ、騎士団により街にいたアガルタの兵士を全滅した。


 街中にアガルタの兵士の血まみれの死体で溢れた。


 アントリュウスは、その死体を見たが哀れむ気がなくなっていた!街は壊され、騎士の死体や街の人達の死体もあった。


 怪我を負った人達や殺されて悲しむ街の人達の姿を見た。。


 兵士の死体を見て。

 「こいつらは、奏や騎士達や街の人達を殺そうとした!アガルタの兵士達を統べて殺すわ!」


 そう言ってアントリュウスは、浮遊魔法を使い50メートルの上空からセーシェル軍とアガルタ軍の戦いを見た!


「ニンキ!雲を集めたいの力をかして!」


「雲って?天空を操作するの!?」


「そうよ!天空の攻撃よ」


「えっ!私、天空の攻撃なんてわかんないわよ!とにかく貴女の神の力を増幅させるからやってみて!」


 アントリュウスは、地上に降りた。


 そして両手を空に向けた!。アントリュウスの紅い瞳が強い明るさを放った。


 ニンキが、興奮した。

「何!この攻撃、貴女のオーラ、怒りと殺気だけじゃない、他にも何かあるわ!この強いオーラ!?私だって今までに感じたことないよ」


 黒い殺気がこもった雲がアガルタの軍の上空に集まり殺気のオーラを放ち無数の雷が敵の軍隊を攻撃した。


 雷を受けたアガルタの兵士達は、次々と火炙りになった。


 アントリュウスは、巨大な神のオーラを使った。


 黄金の翼の国では、アルテミスがアントリュウスのオーラを感じとった。


 弱く微かにしか感じとれなかったが間違いなくアントリュウスのオーラだった。


 タヌキンナが、アルテミスの所へ来た。


「アルテミス様!アントリュウス様のオーラです!」


 微かに感じたオーラの場所が人間界のゼウスの領地のセーシェルの国とわかった。


 タヌキンナが、「キツネコが探しに行ってる所です」


 アルテミスがヒューイとグレンに言った。

「アントリュウスの所へ行ってくるわ」


 ヒューイが止めた。


「アルテミス様!ゼウスの領地です!それにここにいつゼウスの軍が来るか分かりません!アルテミス様とドラゴはここにいてください!あっしが行ってきます」


 ヒューイは、アントリュウスに恩があり忠誠を誓っている!もし、アルテミスが人間界に行きゼウス達に狙われるのではないかと心配した。


 千年前、ティターン神族の生き残りだったヒューイは、アントリュウスの側近として黄金の翼の国の開拓を手伝った。

 黄金の翼の国には、ティターン神族の国と動物の国、先住の国と首都がある黄金の翼の国の四つ国があった。


 ティターン神族は、アントリュウスの参下の国として黄金の翼の国の軍事を任されていた。 


 ヒューイは、ティターン神族の将軍としてアントリュウスの側近という存在であった。


 タヌキンナが「ヒューイ、一緒に行こう!」


 グレンがアルテミスに言った。


「人間界なら昔人間だった俺が適任です!セーシェルには、行ったことがあります!」


「おいおいグレン!俺に任せておけ!ゼウスの傘下の神は、俺がぶっ殺してやる」


「ヒューイさんは!ゼウスの襲撃に備えてここにいてくたさい」


「お前になら任せられるだろ」


「そう言っていただけるのは、嬉しいですがヒューイさんは、かなり目立つから俺に任せてください!」


 目立つ・・・

 ヒューイは、見た目は、いい加減そうにみえるがしっかりしてて自覚もあった。


 ゼウスに目立たないように、タヌキンナとグレンが行く事になった。


 ゼウスがいつ攻めてくるかわからない状況だった。


 ドラゴは、人間界に行けば目立つから留守番をする事になった。


 アントリュウスのオーラを天界でゼウス も気づいた。



 アガルタの軍の指揮官は、神達のオーラによって守られた。


「なんだこれは、天空を操作する!上級の神の力ではないか!?それも天空の攻撃なんて上級の神でも出来ない、それ以上のレベルだろ!」


 神が指揮官に言った。

「あのキツネの神、黄金の翼の守り神の側近です」


「なんだと、黄金の翼の軍が来るってことか?」


 既にアガルタの軍は、壊滅状態だった。


 更にアガルタの国まで攻めこまれたら国が滅ぶ!国王は、どうするか困った。


 アガルタの神がキツネの神の所へ話し合いに行く事にした。


 アガルタの神がキツネコの所へ来た。

「ちょっとお待ちください!貴女は黄金の翼の国の神!我々と戦うのは、条約違反です」


「お前達、アガルタの神が、我らが守り神、アントリュウス様に剣を向けたのだ条約は、お前達が破棄した」


 守り神・・・アントリュウスだと!?


 俺達が襲ったのは、人間のアントリュウスだ!このキツネの神は誤解をしている。


「いえ!私達の国の神は、、けして黄金の翼の国の神に攻撃することはありません!神には・・・まさか!あの少年が・・・」


「お前達は、アントリュウス様に剣を向けた、けして許さない!ゼウスが決めた条約など最初から従う来などないがな」


 あの子供が殺戮の神アントリュウス!!


 天界の果ての神達は、千年前のアントリュウスが殺された後、その怒りでゼウスに挑む気だった。

 原初の神の話し合いでその場を抑えられた。


 黄金の翼の国の神達は、アントリュウスの転生する場所が予想できなかった。


 天界か?もし人間界で生まれた場合、戦争により人間界がなくなれば前世の記憶を失って転生したアントリュウスを永遠に探すことができなくなることが予想された。


 黄金の翼の国は、アントリュウスの転生を待ちゼウスに挑む為準備をしていた。


 キツネコがアガルタの神に怒りのオーラを出して言った「命が欲しければとっとと国へ帰れ!」


 アガルタの神は、恐怖を感じ指揮官の元へ戻った。


 アントリュウスの天空の攻撃によりアガルタの軍は、壊滅状態に近かった。


 キツネコとアントリュウスの参戦でセーシェルが、押していた。


 アガルタの生き残った兵士達が国へ帰って行った。


 だがアントリュウスの前に巨大なオーラを放つ神が現れた。


 キツネコが焦った。

 何!?このオーラまさかあいつ!?


 兜を被り鎧を着た女神アテナが現れた。


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