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カルト集団本部鎮圧戦 26

俺はそう確信し、助走をつけて扉を蹴破った。



蹴破って入った先には白い布を被った人物が2人。

そして部屋の中の中央に位置する祭壇の様なものの前に佇む白い布に身を包みながらも、頭部に王冠の様な物を乗せた人物が1人。


部屋の中は今までとは更に雰囲気が違う。

壁は何やら肉の様な薄ピンク色で、よく見ると脈動しているように見える。


「何者だ!」

「どうやってここまで来た!」


俺の突然の登場に驚いた様子ながらも咄嗟に武器を構え警戒態勢に入る。

反応はいいがまだまだだな。


この組織でここの重要さを考えたら問答無用で襲い掛かるのが正解だろう。

それをしない辺りこういった襲撃を予想していなくて慣れていなかったか、そもそも攻め込まれる想定が無いためどうしたらいいのか分からないといったところだろうか。


「おやおや、珍しいお客様ですね。この様子ですとここにいたメンバーはやられたと思ってもいいでしょう。」


くぐもって粘りつくような男性の声。

中央にいるおそらくこの組織のリーダーと思われる存在。


「なに!?」

「幹部連中もやられたということですか!?」


その声で俺に武器を向けていた2人(声的に男性と思われる)が驚いた様な声を出す。

動揺を簡単に表に出すとは…。


対人を主とする第六部隊でしようものなら反省文ものだな。

ここまであからさまだと罠ではないかとすら思える。


「ようこそお客人。おや?どこかで見た顔ですね?おお!そうだ!ダンジョン対策本部の只野(ただの)さんではないですか。これは我々が気付きもせずに皆さんが呆気なく突破されたわけです。どうでしたか彼らは?満足する戦いは出来ましたか?」

「…。」

「おやおや、反応なしですか…。どうやら完全に仕事モードの様です。まあ、ここを知られたら生かして帰す訳にはいきません。」


その言葉に2人の武器を持つ手に力が入るのが視えた。

俺は即座に身体に魔力を纏う。


「来なさい。」


男がそう呟くと壁の肉が大きく脈動し、2本の肉の触手が現れた。

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