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好きになる

好きになるのが好きです。

誰かを好きでいるって、とっても幸せなことです。


この場合の『好き』は、恋愛の好きではないです。

人としての好きです。


例えば、義家族。

家族に対する目線って、割りと誰もが一番厳しくないですか?


私は二十歳のころには、

自分の家族を『一人の人』として見るようになりました。


『親』とか『兄弟』とか、

立場が邪魔してイライラするだけだったからです。


『一人の人』として見てからも、

時には、厳しいことも言いますし、厳しい対応もします。

まぁ、それが私にとって『家族だから』と思っている部分なのかなとも思います。


疎遠にしていますが、

我が家はそれが各々幸せに過ごしている証拠だと思っています。

ロクな連絡はないので、

そんなものはないに限ります。


それぞれが、

それぞれに幸せに日々を過ごしていれば。

それが一番です。



どの夫婦も同じかと思いますが、

私と配偶者は育ってきた環境が違います。

配偶者の環境は、『家族だな』と思い、

うらやましいというのが本音です。

母親の影響も、父親の影響も、

『ああ、一般的な家庭なら、こういう影響があるのか』

と思ったのです。


私は、

『この家族は私の理想だ』と目の当たりにしたときの思いを崩したくなかったので、

義家族を私情で嫌いになりたくないと思いました。

いつまでも、憧れでいてほしかった。

だから、『好き』になりました。


『好き』という感情は、盲目です。

『嫌い』が見えても、曇りガラスで被ってくれます。

どんなに傷つくことが起きても、

『嫌い』という感情が暴走し、その対応をすることがありません。


偉大だ……


そう思って、

今度は会社で接する人にも『好き』を向けてみました。



いやぁ、幸せですね。

会社に行けば、好きな人に会えて、

好きな人たちに囲まれるわけです。


理不尽なことを言われても、

曇りガラスがカバーしてくれます。

いつもニコニコしていられます。

なんでも「ありがとうございます」って返せます。


自然と、

親切にしたいとか、役に立ちたいとも思える。

冷たくされても、むしろ萌える(笑)。

普段冷たい人が、普通の対応になっただけでも、

「デレた」

と萌えるのです(笑)。


そんなので、人間関係が楽になりました。




私は本来、好き嫌いが激しい性格です。


『話したい』

と思う人しか、話したくないような人間です。

その思いは、脳からの指令のようなもので、

私がどうこう好みを選別したものではありません。


『話したい』思いが強いと、

挙動不審になって、まともに話せないくらいなのです。

……コミュ障?


接客はできます。

なので、人見知りでもないんですけどね。



ネットでは、

本来のままだなーと思う反面、

ネットでは、気楽に過ごしてもいいのかなとも思います。




だって、

好きなものに囲まれていたいんだもん。

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